明治演劇史

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明治演劇史

メイジエンゲキシ

九代目団十郎、五代目菊五郎、そして左団次のいわゆる「団菊左」。この三人の名優の活躍はもとより、能の宝生九郎、梅若実の対照、川上音二郎・貞奴夫妻の躍動、興行師としての守田勘弥、松竹兄弟の擡頭、女優・松井須磨子の誕生など、波瀾にとんだ演劇界の動きと、西南戦争、日清・日露の三度の戦争など、政治・社会の動きをダイナミックに活写。演劇を通して、日本の近代の姿がリアリティをもって浮かび上がってくる、筆者渾身の力作。


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書誌情報

紙版

発売日

2012年11月22日

ISBN

9784062179218

判型

四六

価格

定価:3,080円(本体2,800円)

ページ数

490ページ

著者紹介

著: 渡辺 保(ワタナベ タモツ)

1936年生まれ。演劇評論家。東宝演劇部企画室を経て、放送大学教授などを歴任。我が国の代表的演劇評論家として活躍、著書多数。『女形の運命』『忠臣蔵』『娘道成寺』『黙阿弥の明治維新』『私の歌舞伎遍歴』『江戸演劇史(上・下)』など。

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