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一刀流無想剣 斬
イットウリュウムソウケンザン
- 著: 月村 了衛

戦国末期下野国、謀反により命を狙われた姫と幼き小姓を守るため、一人の男が一国を相手に血刀を振るう。男の名は神子上典膳(みこがみ・てんぜん)。伊東一刀斎より印可を受け、後に小野忠明と改名、柳生新陰流と並び徳川将軍家剣術指南役となったその人である。山中の逃避行、多勢による包囲網、他国の裏切り、刑場での罠……。切れ目なく訪れる絶体絶命の危機に、一刀流奥義“無想剣”がうなりをあげる。
戦国末期下野国、謀反により命を狙われた姫と幼き小姓を守るため、一人の男が一国を相手に血刀を振るう。男の名は神子上典膳(みこがみ・てんぜん)。伊東一刀斎より印可を受け、後に小野忠明と改名、柳生新陰流と並び徳川将軍家剣術指南役となったその人である。
山中の逃避行、多勢による包囲網、他国の裏切り、刑場での罠……。
一刀即万刀、万刀即一刀、一に始まり一に帰す。
切れ目なく訪れる絶体絶命の危機に、一刀流奥義“無想剣”がうなりをあげる。
書誌情報
紙版
発売日
2012年10月31日
ISBN
9784062180016
判型
四六変型
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
258ページ
著者紹介
1963年生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒業。1988年、テレビドラマ「ミスター味っ子」で脚本家デビュー。脚本家としての代表作に、原作・構成・脚本を務めた「ノワール」などがある。2010年、『機龍警察』で小説家デビュー。2011年、『機龍警察 自爆条項』で、「このミステリーがすごい!」第9位となり、凄絶なアクションと重厚なドラマの融合が話題を呼んで、新時代のエンターテインメント作家として注目を集めている。