芳一

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芳一

ホウイチ

文芸(単行本)

橘三位時世は、琵琶法師の芳一と相撲人の桜太丸を連れ、京から鎌倉にきていた。芳一が足利義詮の前で琵琶を鳴らすと、虚空から「東勝寺」の亡霊が出た。霊が消えた次の瞬間、義詮が消えていた――。芳一は大殿を人質にとられ、三日以内に義詮を連れ戻すよう命じられる。あてもなく鎌倉の街を探る芳一は、元武士の煎じ物売りと出会い――。時代小説愛好者、絶対の必読書! 新たなる才能が描く圧巻の歴史ミステリー!


橘三位時世は、琵琶法師の芳一と相撲人の桜太丸を連れ、京から鎌倉にきていた。芳一が足利義詮の前で琵琶を鳴らすと、虚空から「東勝寺」の亡霊が出た。霊が消えた次の瞬間、義詮が消えていた――。芳一は大殿を人質にとられ、三日以内に義詮を連れ戻すよう命じられる。あてもなく鎌倉の街を探る芳一は、元武士の煎じ物売りと出会い――。
時代小説愛好者、絶対の必読書! 新たなる才能が描く圧巻の歴史ミステリー!


目次

第一話 ひたひたと来る
第二話 このごろ都にはやるもの
第三話 さかさに辿る

書誌情報

紙版

発売日

2012年11月16日

ISBN

9784062180696

判型

四六変型

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

ページ数

258ページ

初出

『エソラ』vol.13、vol.14、書き下ろし

著者紹介

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