論理爆弾

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論理爆弾

ロンリバクダン

文芸(単行本)

平世22年──すべての探偵行為が禁止された日本。空閑純(そらしず・じゅん)は、17歳。失踪した母の足跡を追い、彼女が最後に立ち寄った地、宮崎県の山村・深影村を訪れたソラ。ついに母の手掛かりを見つけたと思ったのも束の間、隣村で起こった北のテロにより、深影村に通じる唯一のトンネルは爆破され、逃げ場のない村の中で殺人事件が起こる! 少女は探偵としての道を開けるのか!?


大東亜戦争後、日本は南北に分割され、北海道は独立。国内には北のスパイが暗躍している。
そして平世22年──すべての探偵行為が禁止された日本。17歳の少女、空閑純(そらしず・じゅん)は探偵を目指していた。
彼女の両親ともに有名な探偵だが、母の朱鷺子は数年前に事件を追ううちに行方不明となり、父の誠も昨年、殺人事件に対する警察類似行為で逮捕され裁判を待つ身となっている。
失踪した母の足跡を追い、彼女が最後に立ち寄った地、九州の山奥にある深影村を訪れた純。ついに母の手掛かりを見つけたと思ったのも束の間、隣村で起こった北のテロにより、深影村に通じる唯一のトンネルは爆破され、逃げ場のない村の中で殺人事件が発生! 暗躍する特殊部隊、背後に蠢く陰謀、そして蔓延るコンピュータウイルス――論理爆弾(ロジックボム)! 
少女は探偵の業をその身に刻み、真実と対峙する!!


目次

序 章 純、南へ
第1章 母の足跡
第2章 爆発
第3章 侵入する死
第4章 オチムシャくん
第5章 こだまする悲鳴
第6章 魔の跳梁
第7章 血煙
終 章 純、空へ

書誌情報

紙版

発売日

2012年12月20日

ISBN

9784062180993

判型

四六

価格

定価:1,870円(本体1,700円)

ページ数

468ページ

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