塀のなかで悟った論語 現代人を癒す24の答え

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塀のなかで悟った論語 現代人を癒す24の答え

ヘイノナカデサトッタロンゴ

「闇社会の守護神」と呼ばれ、バブル時代の大阪で栄華を極めた弁護士人生は「反転」、監獄の独房のなかで思索に思索を重ねた――すると「論語」によって人生の意味がすべて分かった! 「インテリヤクザとの論語尋問合戦」「検察が抱える闇と信念の狭間での葛藤」など、人の何倍も転んでは起き上がる壮絶な体験をしてきた著者だからこそ得られた「生きた論語」の解釈には、現代人が困難な日々を生活していくうえでのヒントが満載!


 「闇社会の守護神」と呼ばれ、バブル時代の大阪で栄華を極めた弁護士人生は「反転」、監獄の独房のなかで思索に思索を重ねた――すると「論語」によって人生の意味がすべて分かった!
 4年8ヵ月に及んだ刑期のなかでのガン宣告、絶望の淵にたたずむ著者。血尿を見るほど苦しみ、塀のなかで自分の毀誉褒貶のある人生を振り返ると、そこでは孔子の言葉がつねに心の支えになっていた。
 「インテリヤクザとの論語尋問合戦」「検察が抱える闇と信念の狭間での葛藤」など、人の何倍も転んでは起き上がり、転んでは起き上がる壮絶な体験をしてきた著者だからこそ得られた「生きた論語」の解釈には、現代人が困難な日々を生活していくうえでのヒントがそこかしこに散りばめられている!


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目次

前書き 論語は「黄金の杖」だった
序 章 絶望のなかの光
第1章 論語と出会った日々
第2章 司法試験と論語
第3章 ヤクザと検事の論語論争
第4章 母の真心のなかにあった論語
第5章 過ちて改むるに憚る検事たち
第6章 検事総長が孔子の教えに従えば
第7章 法と恕の衝突
第8章 孔子が見た大阪地検「証拠隠滅事件」

書誌情報

紙版

発売日

2013年04月13日

ISBN

9784062183666

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

338ページ

著者紹介

著: 田中 森一(タナカ モリカズ)

田中森一(たなか・もりかず)  1943年、長崎県に生まれる。岡山大学法文学部在学中に司法試験に合格。1971年、検事任官。大阪地検特捜部などを経たあと、東京地検特捜部で、撚糸工連汚職、平和相互銀行不正融資事件、三菱重工CB事件などを担当。その辣腕ぶりが「伝説」となり、名声を博す。1987年、弁護士に転身。2000年、石橋産業事件をめぐる詐欺容疑で東京地検に逮捕、起訴され、無罪を主張するも実刑が確定。4年8ヵ月の獄中生活を経て、2012年11月に出所。  著書には30万部のベストセラーになった『反転 闇社会の守護神と呼ばれて』、共著に『検察を支配する「悪魔」』などがある。

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