論語
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貝塚茂樹 論語

カイヅカシゲキ ロンゴ

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永遠の人生指南の書を碩学が自由な立場で解説。 従来の堅苦しい注釈とは全く異なる新しい解釈によって新地平を開いた画期的著作。 「あなたは、論語ときいただけで、とてもちかよりにくい、むずかしい本だというふうに、頭からきめてはいませんか。」 本書の冒頭で著者はそう語りかけます。「ところが、じっさいはそうではないのです」。 それまでの『論語』の注釈書は、孔子という、普通の人間ではない大聖人の言葉が載っている本、 凡人にはとても理解することのできない深遠な意味をたたえた本、 という先入観に基いて書かれていました。 しかし、『論語』とは、じつは七十余年の孔子の複雑な人生経験がにじみ出ている本なのです。ですから、実社会で生活し、世の中のことを豊かに経験している人にこそ、むしろよく理解できるはずなのです。 本書は、上記の引用文のように、とても平易な文字遣いで書かれています。 しかしそこには貝塚茂樹という碩学の経験と深い洞察が込められています。 永遠の人生指南の書に対していかなる偏見もなしに向きあい、 『論語』の解釈に新しい地平を開いた画期的な著作にして、まさに永遠の名著です。

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論語
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論語

発売日:1964年08月16日

永遠の人生指南の書を碩学が自由な立場で解説。 従来の堅苦しい注釈とは全く異なる新しい解釈によって新地平を開いた画期的著作。 「あなたは、論語ときいただけで、とてもちかよりにくい、むずかしい本だというふうに、頭からきめてはいませんか。」 本書の冒頭で著者はそう語りかけます。「ところが、じっさいはそうではないのです」。 それまでの『論語』の注釈書は、孔子という、普通の人間ではない大聖人の言葉が載っている本、 凡人にはとても理解することのできない深遠な意味をたたえた本、 という先入観に基いて書かれていました。 しかし、『論語』とは、じつは七十余年の孔子の複雑な人生経験がにじみ出ている本なのです。ですから、実社会で生活し、世の中のことを豊かに経験している人にこそ、むしろよく理解できるはずなのです。 本書は、上記の引用文のように、とても平易な文字遣いで書かれています。 しかしそこには貝塚茂樹という碩学の経験と深い洞察が込められています。 永遠の人生指南の書に対していかなる偏見もなしに向きあい、 『論語』の解釈に新しい地平を開いた画期的な著作にして、まさに永遠の名著です。

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