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シモネッタのどこまでいっても男と女
シモネッタノドコマデイッテモオトコトオンナ
- 著: 田丸 公美子

「四十過ぎて好きになった飴はやめられない」と、イタリア男に三百通を超えるラブレターで口説かれて……百戦錬磨のシモネッタが繰り広げる、涙と笑いの人生劇場。イタリア語同時通訳者として第一人者の著者が、若き日々、己が人生を振り返って綴る、痛快無比のエッセイ。
「四十過ぎて好きになった飴はやめられない」と、イタリア男に三百通を超えるラブレターで口説かれて……百戦錬磨のシモネッタが繰り広げる、涙と笑いの人生劇場。
イタリア語同時通訳者として第一人者の著者が、若き日々、己が人生を振り返って綴る、痛快無比のエッセイ。
目次
1 とかく夫婦はままならぬ
暑かったからよ
姫から博徒の妻に
虎の前妻、狼の後妻
女賢しゅうして牛売りそこなう
牡牛と夫は故郷から
戦う人と旅する人
最高の御利益
オレオレに教えられ
とかくこの世はままならぬ
2 男と女の仁義なき戦い
目が見ぬ限り、心は平安
妻の鑑
倅に
コロッケとトラウマ
あばずれの息子
あこぎ、すりこぎ、嫁いびり
役に立たない息子
四番目の猿
狂った性器末?
主人に聞いてから……
とかくあの世も生きにくい
平和とパンツ
祖母のおっぱい
人
書誌情報
紙版
発売日
2014年04月15日
ISBN
9784062188760
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
258ページ
初出
『小説現代』2010年5月号~2013年4月号、2014年1月号に連載されたものより抜粋のうえ、加筆修正。(「シモネッタの家族情話」より改題)
著者紹介
(たまる・くみこ) 広島県出身。東京外国語大学イタリア語学科卒業。イタリア語同時通訳の第一人者であり、エッセイスト。大学在学中から来日イタリア人のガイドを始めた。著書に『パーネ・アモーレ―イタリア語通訳奮闘記』『シモネッタのデカメロン イタリア的恋愛のススメ 』『シモネッタの本能三昧イタリア紀行』『 シモネッタのドラゴン姥桜』『シモネッタの男と女』イタリア語通訳狂想曲 シモネッタのアマルコルド』などがある。軽妙で味わい深いエッセイのファンは多い。