エウレカの確率 経済学捜査員とナッシュ均衡の殺人

マイページに作品情報をお届け!

エウレカの確率 経済学捜査員とナッシュ均衡の殺人

エウレカノカクリツケイザイガクソウサイントナッシュキンコウノサツジン

文芸(単行本)

製薬会社の研究員、三浦陽介の死体が自宅で発見された。警察は当初、事件性も疑って捜査した。なぜなら、「研究所の人間が人体実験をしている」と告発する怪文書が研究所内で発見されていたからだ。だが、1ヵ月経っても三浦と怪文書は結び付かず、アレルギー発作によるショック死と断定、事件性はないと判断された。その2週間後、経済学捜査員・伏見真守が向山製薬を訪れた。伏見は三浦の死に他殺の可能性があることを示唆した!



大手製薬会社・向山製薬の研究員、三浦陽介の死体が自宅で発見された。警察は当初、事件性も疑って捜査した。なぜなら、「研究所の人間が人体実験をしている」と告発する怪文書が研究所内で発見されていたからだ。だが、1ヵ月経っても三浦と怪文書は結び付かず、アレルギー発作によるショック死と断定、事件性はないと判断された。その2週間後、経済学捜査員・伏見真守が向山製薬を訪れた。伏見は警察の見解を覆すように、三浦の死に他殺の可能性があることを示唆した。そして、三浦が所属していた「希少疾病第二部門」の研究員に向かって、全員を容疑者として扱うと宣言したのだった……。


目次

プロローグ
一章 怪文書
二章 経済学捜査員
三章 最適な関係
四章 犠牲という方法
エピローグ

書誌情報

紙版

発売日

2015年02月19日

ISBN

9784062192934

判型

四六変型

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

306ページ

著者紹介

既刊・関連作品一覧

関連シリーズ

BACK
NEXT