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「木の時代」は甦る 未来への道標
キノジダイハヨミガエルミライヘノミチシルベ
日本は世界有数の「森の国」!
「これまで」も「これから」も、木材は日本の宝!
木材を研究する第一人者たちが集結して示す
日本の「木の未来」!!
現在、森林資源の育成から森林資源の利用に向けた時代へ大きく転換しつつあります。我が国の林業ならびにそれを利用する木材産業は、自国の資源を活用する伸びしろのある分野として、その持続的な成長が大いに期待されています。
日本木材学会の創立60周年にあたり、これからの木材利用の姿とそれを取り巻く科学、技術、社会がどのような展開を遂げているかを想定し、20年後から見た現在の木質科学や木質工学はどのような段階にあるのか分析をおこない、具体的な課題を抽出し、さらにこれをどのように展開させていくか――。
我が国の木材の未来を示すロードマップとなる一冊が、この本です。
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目次
プロローグ 日本は「木の国」「森の国」
第1章. 生き物としての樹木と木材
第2章 木材を建材として活かす
第3章 木造建築物の過去・現在・未来
第4章 環境を守り、快適な居住環境をつくる新たな木造住宅
第5章 木の風景と文化の復権
第6章 木質バイオマスのエネルギーの利用
第7章 新素材の開発
エピローグ 木材、そして樹木と森の世界に還る
書誌情報
紙版
発売日
2015年03月10日
ISBN
9784062194297
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
210ページ
著者紹介
編: 一般社団法人 日本木材学会(イッパンシャダンホウジン ニホンモクザイガッカイ)
1955年に設立され、木材学会誌やJournal of Wood Scienceの発行、年次大会の開催に加え、支部活動(北海道、中部、中国・四国、九州)や研究会活動(17研究会)、メールマガジン「ウッディエンス」の配信、図書の出版などを通して、木材に関する基礎および応用研究の推進と研究成果の社会への普及を行っています。