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決戦!大坂城
ケッセンオオサカジョウ

慶長二十年(一六一五年)。最終決戦の舞台は、秀吉が築きし天下の名城・大坂城。戦国時代の幕が引かれようとする中、男たちは何のために戦ったのか――伊東潤、葉室麟、冲方丁が再び集結! さらには新たな挑戦者も参陣。当代きっての書き手たちの最新小説が一気に読める。まさに時代小説界の群雄割拠!!七人がひとつの戦場を描く、前代未聞の競作長編。今度の決戦は、戦国最後の大合戦「大坂の陣」!!
慶長二十年(一六一五年)。最終決戦の舞台は、秀吉が築きし天下の名城・大坂城。
戦国時代の幕が引かれようとする中、男たちは何のために戦ったのか――
『決戦!関ヶ原』で東軍大将を務めた伊東潤、西軍大将・葉室麟、そして運命の鍵を握る男・冲方丁がふたたび集結!
前作につづいて天野純希も登場し、当代きっての書き手たちの最新小説が一気に読める。
そして、新たな挑戦者たち、「軍配者」シリーズで新境地を開拓した富樫倫太郎、
「このミス!」大賞&朝日時代小説大賞2冠デビューの鬼才・乾 緑郎、
デビュー作『宇喜多の捨て嫁』が直木賞候補、高校生直木賞となった驚異の新人・木下昌輝が参陣!
波乱あり、下剋上あり、まさに時代小説界の群雄割拠!!
七人がひとつの戦場を描く、話題騒然の競作シリーズ第2弾!
戦国最後の大合戦「大坂の陣」!!
目次
鳳凰記 葉室 麟
日ノ本一の兵 木下昌輝
十万両を食う 富樫倫太郎
五霊戦鬼 乾 緑郎
忠直の檻 天野純希
黄金児 冲方 丁
男が立たぬ 伊東 潤
書誌情報
紙版
発売日
2015年05月27日
ISBN
9784062195034
判型
四六変型
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
324ページ
初出
収録作品参照
収録作品
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作品名初出
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作品名
鳳凰記
初出
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作品名
日ノ本一の兵
初出
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作品名
十万両を食う
初出
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作品名
五霊戦鬼
初出
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作品名
忠直の檻
初出
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作品名
黄金児
初出
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作品名
男が立たぬ
初出
著者紹介
著: 葉室 麟(ハムロ リン)
1951年福岡県北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業。地方紙記者などを経て、2005年「乾山晩愁」で第29回歴史文学賞受賞し、作家デビュー。2007年『銀漢の賦』で第14回松本清張賞、2012年『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞。他の著書に『春雷』『山月庵茶会記』など。
1977年岐阜県生まれ。早稲田大学在学中の1996年に『黒い季節』で第1回スニーカー大賞金賞を受賞し、作家デビュー。2003年、第24回日本SF大賞を受賞した『マルドゥック・スクランブル』などの作品を経て、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、2012年『光圀伝』で山田風太郎賞を受賞。他の著書に『はなとゆめ』など。
1960年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。外資系企業に勤務後、執筆業に転じる。2013年『国を蹴った男』で第34回吉川英治文学新人賞、『義烈千秋 天狗党西へ』で第2回歴史時代作家クラブ賞、『巨鯨の海』で第4回山田風太郎賞、2014年、同作で第1回高校生直木賞、『峠越え』で第20回中山義秀文学賞を受賞。他の著書に『池田屋乱刃』『死んでたまるか』など。
1979年愛知県生まれ。愛知大学文学部史学科卒業。2007年『桃山ビート・トライブ』で第20回小説すばる新人賞を受賞し、作家デビュー。2013年『破天の剣』で第19回中山義秀文学賞を受賞。他の著書に『信長 暁の魔王』『覇道の槍』など。
富樫倫太郎(とがし・りんたろう) 1961年北海道生まれ。1998年『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞し、作家デビュー。「陰陽寮」シリーズなどの伝奇小説、「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」シリーズなどの警察小説、「軍配者」シリーズをはじめとする時代・歴史小説など、幅広いジャンルで活躍。他の著書に『風の如く 吉田松陰篇』『白頭の人』『土方歳三』など。
1971年東京都生まれ。2010年『忍び外伝』で第2回朝日時代小説大賞、『完全なる首長竜の日』で第9回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、作家デビュー。他の著書に『機巧のイヴ』、『思い出は満たされないまま』など。
1974年奈良県生まれ。近畿大学理工学部建築学科卒業。2012年「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞する。受賞短篇を含むデビュー作『宇喜多の捨て嫁』が第152回直木賞候補となり、2015年、同作で第2回高校生直木賞を受賞。