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グッド・ラック 日本航空123便のコックピットで何が起きたのか
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- 著: 清水 保俊

1985年8月12日午後6時24分。「ドドーン、ドーン」という爆発音が日本航空123便のコックピットを震わせる。「スコ-ク77!」機長が咄嗟に叫んだ言葉は緊急事態を意味していた。御巣鷹山飛行機事故から30年。元JALフライト・エンジニアだからこそ描ける、「あの日のコックピット」とあり得たかもしれない「もうひとつの結末」。迫真のドキュメント・ノベル。
目次
まえがき
第一部
プロローグ 機長昇格訓練
第二部
第三部
エピローグ
あとがき
参考文献
書誌情報
紙版
発売日
2015年07月09日
ISBN
9784062195690
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
274ページ
著者紹介
1947年、兵庫県生まれ。神戸商船大学航海学科卒業。'70年から海運会社にて主に南太平洋を航海士として海上勤務。'78年、日本航空に入社。DC-8型機、B747型機フライト・エンジニアとして乗務し、運航訓練部技術教官、運航技術部試験飛行室、運航技術部次長を経験。総飛行時間は1万1000時間。2007年に国土交通大臣より航空厚労省を授与される。同年、定年退職。その後、羽田整備工場にて見学・航空教室を担当。著書に『最後のフライト ジャンボ機JA8162号機の場合』(講談社)、訳書に『航空事故』『航空テロ』(ともにイカロス出版)がある。