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エウレカの確率 経済学捜査員VS.談合捜査
エウレカノカクリツケイザイガクソウサインバーサスダンゴウソウサ
- 著: 石川 智健

奥西建設の会社員・飯田功の死体が、自宅近くの崖下から発見された。現場に遺書が残されていたことから警察は自殺と判断、捜査を終える。働き盛りの男が、幼子を残して突然自殺するはずがない――。経済学の理論で事件を解決してきた異色の捜査員・伏見真守は疑問を覚え、人事交流で来日中の中国公安部エリート捜査官・王花琳とともに再調査に乗り出す。浮上する談合疑惑、建築偽装、裏金問題。伏見が目にした驚愕の真実とは!?
奥西建設の会社員・飯田功の死体が、自宅マンション近くの崖下から発見された。現場に遺書が残されていたことから警察は自殺と判断、捜査を終える。働き盛りの男が、幼子を残して突然自殺するはずがない――。経済学の理論で事件を解決してきた異色の捜査員・伏見真守は疑問を覚え、人事交流で来日していた中国公安部のエリート捜査官・王花琳とともに再調査に乗り出す。
捜査の中で浮上する談合疑惑、建築偽装、裏金問題。建築業界の黒い裏側を目の当りにしつつ、伏見が見つけた真実とは?
犯人の勝ち逃げは100%許さない!
新感覚経済学ミステリ第3弾!!
書誌情報
紙版
発売日
2016年09月14日
ISBN
9784062201889
判型
四六変型
価格
定価:1,705円(本体1,550円)
ページ数
290ページ
著者紹介
1985年神奈川県生まれ。『グレイメン』で2011年にゴールデン・エレファント賞第2回大賞を受賞。2012年に同作品が日米韓で刊行となり作家デビュー。現在は医療系企業に勤めながら、執筆活動に励む。経済学捜査員のシリーズとして『エウレカノ確率 経済学捜査員とナッシュ均衡の殺人』、他の著作に『もみ消しはスピーディーに』、『60 tとfの境界線』(ともに講談社)などがある。