
マイページに作品情報をお届け!
裏関ヶ原
ウラセキガハラ
- 著: 吉川 永青

あの日、それぞれの「関ヶ原」があった。黒田如水佐竹義宣細川幽斎真田昌幸最上義光織田秀信東軍と西軍、徳川と豊臣などではない。ただ、己の「家」の意地と志をもって、全国で戦った武将たちの関ヶ原を描いた短篇集。
あの日、それぞれの「関ヶ原」があった。
黒田如水
佐竹義宣
細川幽斎
真田昌幸
最上義光
織田秀信
東軍と西軍、徳川と豊臣などではない。
ただ、己の「家」の意地と志をもって、全国で戦った武将たちの関ヶ原を描いた短篇集。
目次
「幻の都」黒田如水
「義理義理右京」佐竹義宣
「細き川とて流れ途絶えず」細川幽斎
「背いてこその誠なれ」真田昌幸
「謀将の義」最上義光
「鷹の目」織田秀信
書誌情報
紙版
発売日
2016年12月07日
ISBN
9784062202985
判型
四六変型
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
256ページ
初出
「幻の都」…「小説現代」2015年6月号、「義理義理右京」…「小説現代」2015年2月号、「細き川とて流れ途絶えず」…「小説現代」2014年10月号、「背いてこその誠なれ」…「小説現代」2015年9月号、「謀将の義」…「小説現代」2014年7月号、「鷹の目」…書き下ろし。
収録作品
-
作品名初出
-
作品名
幻の都
初出
『小説現代』2015年6月号
-
作品名
義理義理右京
初出
『小説現代』2015年2月号
-
作品名
細き川とて流れ途絶えず
初出
『小説現代』2014年10月号
-
作品名
背いてこその誠なれ
初出
『小説現代』2015年9月号
-
作品名
謀将の義
初出
『小説現代』2014年7月号
-
作品名
鷹の目
初出
書き下ろし
著者紹介
吉川永青(よしかわ・ながはる) 1968年東京都生まれ。横浜国立大学経営学部卒業。2010年「我が糸は誰を操る」で第5回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞。同作は、『戯史三國志 我が糸は誰を操る』と改題し、翌年に刊行。12年、第2弾『戯史三國志 我が槍は覇道の翼』で第33回吉川英治文学新人賞候補に。15年、『誉れの赤』で第36回吉川英治文学新人賞候補となる。7人の作家による“競作長篇”『決戦!関ヶ原』『決戦!三國志』『決戦!川中島』にも参加している。 他に、『戯史三國志 我が土は何を育む』『時限の幻』、『義仲これにあり』『義経いづこにありや』『天下、なんぼや。』『関羽を斬った男』『悪名残すとも』『治部の礎』がある。