高架線

思い出すことで、見出され、つながっていくもの。注目の芥川賞作家、初めての長篇小説。風呂トイレつき、駅から徒歩５分で家賃３万円。古アパート「かたばみ荘」では、出るときに次の入居者を自分で探してくることになっていた。部屋を引き継いだ住人がある日失踪して……。人々の記憶と語りで綴られていく16年間の物語。


思い出すことで、見出され、つながっていくもの。
注目の芥川賞作家、初めての長篇小説。

風呂トイレつき、駅から徒歩５分で家賃３万円。古アパート「かたばみ荘」では、出るときに次の入居者を自分で探してくることになっていた。部屋を引き継いだ住人がある日失踪して……。人々の記憶と語りで綴られていく16年間の物語。

書誌情報

紙版

• 発売日: 2017年09月28日
• ISBN: 9784062207591
• 判型: 四六
• 価格: 定価：1,760円（本体1,600円）
• ページ数: 242ページ

初出

「群像」2017年3月号

著者紹介

著： 滝口　悠生（タキグチ　ユウショウ）

1982年東京都生まれ。2011年、「楽器」で新潮新人賞を受賞しデビュー。2015年、『愛と人生』で野間文芸新人賞受賞。2016年、「死んでいない者」で芥川龍之介賞受賞。他の著書に『寝相』『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』『茄子の輝き』がある。