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太閤私記
タイコウシキ
- 著: 花村 萬月

我、信長を籠絡せり。主君の力量を見極め、弱点を探り、全力で取り入る。猿面の下に隠した野望。太閤秀吉、史上最大出世の秘密。猿に似た醜い容姿。武勇に優れるわけではない。智謀に長けているわけでもない。そんな秀吉が、なぜ信長に重用されたのか。そしてなぜ天下人になり得たのか。信長自身が信長の人生を語る――驚きの着想で好評を博した『信長私記』に続く第二弾。今度は秀吉が自らの謎を明らかにする!
我、信長を籠絡せり。主君の力量を見極め、弱点を探り、全力で取り入る。猿面の下に隠した野望。太閤秀吉、史上最大出世の秘密を語る。猿に似た醜い容姿。武勇に優れるわけではない。智謀に長けているわけでもない。そんな秀吉が、なぜ信長に重用されたのか。そしてなぜ天下人になり得たのか。秀吉の「人に優しくされる能力」「人を動かす能力」。それらが培われたのは、謎に包まれた秀吉の幼少期にあった。信長自身が、信長の人生を語る――驚きの着想で好評を博した『信長私記』に続く第二弾。今度は「豊臣秀吉が語る、天下人ができるまで」。
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書誌情報
紙版
発売日
2017年10月18日
ISBN
9784062207966
判型
四六変型
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
322ページ
電子版
発売日
2017年10月27日
JDCN
06A0000000000007321Q
初出
「小説現代」2015年11月号~2016年10月号
著者紹介
1955年東京生れ。1989年、『ゴッド・ブレイス物語』で小説すばる新人賞を受賞し、作家デビュー。1998年『皆月』で大19回吉川英治文学新人賞、同年『王国記』シリーズの序にあたる『ゲルマニウムの夜』で第119回芥川賞を受賞。著作多数。