果樹栽培 実つきがよくなる 「コツ」の科学

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果樹栽培 実つきがよくなる 「コツ」の科学

カジュサイバイミツキガヨクナルコツノカガク

かんきつ類、リンゴ、ナシ、ブドウ、ウメ、モモ、スモモ、サクランボ、クリ、ブルーベリーなど、人気の果樹の育て方を、「なぜそうするのか」とともに、丁寧に解説しています。この本を読めば、果樹栽培で誰もが知りたい「実つきをよくするコツ」が、一問一答でよくわかります。特に難しい「剪定」は、写真と図版を多用し、果樹の種類別に、詳細に説明しています。実つきをよくするコツと果樹の剪定の勘所がわかる決定版。


果樹栽培でもっとも望まれていることは、実つきをよくしたいということです。そして、実つきをよくするためにもっともわかりにくいのが、「果樹」の剪定です。せっかく何年もかけて育てたのに、枝の切り方一つで、実が成らなかったり、収穫してもおいしくなかったりしたら、がっかりです。
実を成らせて収穫するのは、花を咲かせるとか邪魔な枝を整理するといった花木や庭木の剪定より、さらに難易度が増します。果樹には落葉樹と常緑樹があり、樹種により花が咲く時期や収穫時期などが異なり、適度に花を咲かせ実がなるようにコントロールしなければなりません。果樹では、花を咲かせすぎてそのほとんどに実が成ると、1つ1つの実が小さくなり、味がよくありません。適正な花数になるとか、実にきちんと栄養がいくような剪定が求められます。
そこで、この本では実つきをよくする果樹栽培の「なぜ」を一問一答形式で展開し、イラストや写真を多用してわかりやすく解説しています。読むだけでだれもが「果樹剪定のセオリー」が身につけられるようになります。さらに、剪定だけでなく、植えつけ、肥料やり、水やり、鉢栽培など、実つきをよくする栽培の基本も説明しています。


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目次

Chapter1 果樹とはどんな植物?
Chapter2 実つきをよくするコツ
Chapter3 実つきをよくする剪定の基本
Chapter4 果樹別 実つきをよくする剪定などの作業のポイント

書誌情報

紙版

発売日

2018年11月28日

ISBN

9784062209335

判型

A5

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

176ページ

著者紹介

著: 三輪 正幸(ミワ マサユキ)

千葉大学環境健康フィールド科学センター助教。1981年、岐阜県生まれ。専門は果樹園芸学およびデザインシステム学。「NHK趣味の園芸」の講師をつとめ、家庭でも果樹栽培を気軽に楽しむ方法を提案している。著書に、『家庭でできる おいしい柑橘づくり12か月』(家の光協会)『剪定もよくわかる おいしい果樹の育て方』(池田書店)『鉢ひとつで始める果樹づくり』(学研)他多数がある。

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