咲かせたい! 四季の宿根草で庭づくり 日陰・酷暑・悪条件を解決!

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咲かせたい! 四季の宿根草で庭づくり 日陰・酷暑・悪条件を解決!

サカセタイシキノシュッコンソウデニワヅクリヒカゲコクショアクジョウケンヲカイケツ

 花を育てたいなら、どんな場所でも花と緑でいっぱいにしたいものです。とはいえ、環境がある程度整っていても、花をたくさん咲かせるには、どんな植物を選び、どう使うかを知る必要があります。そこで活躍するのが、宿根草です。宿根草でベースをつくると、四季を通じて植物を楽しむ環境がつくれます。
 また、庭やベランダで植物を育てたいと思っても、都会や住宅地の多くは、植物栽培に最適な場所であるとはいえません。そんなときにも、数えきれないほどの種類がある宿根草が、活躍します。
 住宅地では建物が密接していたり方角が悪かったりすることが多いため、多くの場合、日陰や半日陰で光量が足りず、普通の草花は育てられません。
 逆に、近年の異常とも思える温暖化で、特にベランダやコンクリートに囲まれたところや日当たりがよすぎるところでは、高温多湿で一般の草花はよく育ちません。
 また、庇のあるところでは、乾燥がひどく、通常の管理では水やりが追いつきません。雑草が生えやすい広いスペースには、カバープランツがおすすめですが、なにを植えてよいのかわかりません。
 これらの場所では、むりに植物を育てても、すぐに枯らしてしまうことになってしまいます。しかし、「困った」場所でも、植物選びや栽培の工夫をすれば、「花と緑のある場所」にすることが可能です。植物好きは、どんな場所でもなにかを育てたいのです。
 本書では、主に宿根草を利用して、花と緑いっぱいにする植物選びと咲かせ方、「困った庭」を解決する1冊です。


Ⓒ荻原範雄

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目次

はじめに
宿根草で花と緑をいっぱいにすれば、庭の「困った」や「悩み」を解決できる!
季節が感じられる宿根草を使いこなそう
Chapter 01 コンテナ植えで華やかに
Chapter 02 花いっぱいのスペースにしたい!
Chapter 03 日陰の場所でも植物を育てたい
Chapter 04 暑さに負けずに植物を育てたい
Chapter 05 乾燥地でも植物を育てたい
Chapter 06 ローメンテナンスな庭にしたい
Chapter 07 多湿の庭で植物を育てたい
Chapter 08 やせ地、荒れ地でも植物を育てたい
Chapter 09 雑草に負けないグラウンドカバーを育てたい
Chapter 10 つる植物を使いこなしたい
Chapter 11 宿根草栽培の基礎知識

書誌情報

紙版

発売日

2020年08月28日

ISBN

9784062209342

判型

B5変型

価格

定価:1,870円(本体1,700円)

ページ数

96ページ

電子版

発売日

2020年08月27日

JDCN

06A0000000000203974J

著者紹介

著: 荻原 範雄(オギハラ ノリオ)

1978年、三重県生まれ。「おぎはら植物園上田店」店長。園芸専門学校を卒業後、おぎはら植物園に入社。栽培、販売を通して宿根草や一年草、つる植物、樹木に精通。現在の宿根草ブームをつくったおぎはら植物園は、まだ宿根草の流通が少なかった時期からヨーロッパやアメリカなどの植物を導入、試行錯誤を繰り返して新しい植物を紹介し、人気店になっている。著書に『四季の宿根草図鑑』(講談社)ほかがある。

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