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花衣花戦
イツキヒメイブン10ハナノエハナイクサイツキヒメイブン

寛弘5年(1008)仲秋。都は中宮彰子の懐妊に沸き立っていた。皇子誕生ともなれば、道長の権勢は盤石となる。だが、それは同時に、第1皇子敦康親王の立場を危うくすることでもあった。親王の後ろ盾である伊周はもちろん、帝や宮さえも心から皇子誕生を望むことはできずにいた。迷いは、中宮を苦しめる怨霊との闘いにも影を落とす。宮を案じる義明。そんなふたりを亜空から嘲笑う神々しい声の主は──!?
私は、本当に<神の子>なのであろうか……? 「斎姫」シリーズ堂々の第10巻! これからもよろしく!
寛弘5年(1008)仲秋。都は中宮彰子(ちゅうぐうしょうし)の懐妊に沸き立っていた。皇子誕生ともなれば、道長の権勢は盤石となる。だが、それは同時に、第1皇子敦康親王の立場を危うくすることでもあった。親王の後ろ盾である伊周(これちか)はもちろん、帝や宮さえも心から皇子誕生を望むことはできずにいた。迷いは、中宮を苦しめる怨霊との闘いにも影を落とす。宮を案じる義明(よしあきら)。そんなふたりを亜空から嘲笑う神々しい声の主は──!?
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書誌情報
紙版
発売日
2000年09月05日
ISBN
9784062555029
判型
A6
価格
定価:605円(本体550円)
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社X文庫
電子版
発売日
2013年09月06日
JDCN
0625550200100011000Q