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犬神奇談
イヌガミキダン

「……いた。あそこです」その声に、敏生も天本も龍村も目をあげ、そして息をのんだ。星も凍るような寒夜。静まりかえった裏庭に、じっと立ちつくして。やがて、つぶやいたのは、誰だったろうか。「……あれが……」彼らの目に等しく映っていたもの――それは、首のない大きな白い犬の姿だった……。ネオ・オカルト・ノヴェル!
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目次
一章 その時その場所で
二章 少しでも誰かのために
三章 だから今はまだ
四章 僕の声を生き返らせて
五章 心が灯した魔法
六章 今ここにいること
七章 凍えた翼で
あとがき
書誌情報
紙版
発売日
2002年07月05日
ISBN
9784062556217
判型
A6
価格
定価:693円(本体630円)
ページ数
320ページ
シリーズ
講談社X文庫
電子版
発売日
2014年03月07日
JDCN
0625562100100011000S