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琴歌奇談
コトウタキダン

ほんの1泊の小旅行だった。絵の師匠と、ちょっと出雲(いずも)に出かけただけだったのだ。今夜はもう天本(あまもと)に会える。1晩離れていただけで恋しくてたまらない天本に、今夜は会える。そう信じて疑わなかった。ところが、敏生が戻ってみると、我が家は無人だった。その異様な雰囲気に敏生は戦慄した。式神の気配すら感じられない。天本は、いったいどこに消えてしまったのか。愛しい人を捜して、敏生の戦いが始まる!
心の絆よ、響け。かの人の標(しるべ)となるように。
闇を切り裂くネオ・オカルト・ノヴェル!
旅行から戻った敏生(としき)を待っていたものは、思いもかけない事態だった。必死の闘いが始まる!
ほんの1泊の小旅行だった。絵の師匠と、ちょっと出雲(いずも)に出かけただけだったのだ。今夜はもう天本(あまもと)に会える。1晩離れていただけで恋しくてたまらない天本に、今夜は会える。そう信じて疑わなかった。
ところが・・・敏生が戻ってみると、我が家は無人だった。その異様な雰囲気に敏生は戦慄した。式神の気配すら感じられない。天本は、いったいどこに消えてしまったのか。愛しい人を捜して、敏生の戦いが始まる!
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目次
一章 これまでの予測なんて
二章 直感的な君だから
三章 鍵のない場所へ
四章 擦り抜けてゆく時間
五章 取り残された夢
六章 通り過ぎる雨
七章 消えない奇跡
あとがき
書誌情報
紙版
発売日
2003年04月04日
ISBN
9784062556651
判型
A6
価格
定価:693円(本体630円)
ページ数
304ページ
シリーズ
講談社X文庫
電子版
発売日
2014年03月07日
JDCN
0625566500100011000J