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植物はなぜ5000年も生きるのか
ショクブツハナゼゴセンネンモイキルノカジュミョウカラミタドウブツトショクブツノチガイ
- 著: 鈴木 英治

生物にとって、寿命とはなにか? 200歳の人間はいないのに、200歳の屋久杉はまだまだ子供。どちらも細胞からできているのに、動物と植物のこのちがいは、なぜなのだろうか。なぜ生命には寿命があるのだろうか。生物の「生」の不思議を解き明かす。
生物にとって、寿命とはなにか?
200歳の人間はいないのに、200歳の屋久杉はまだまだ子供。どちらも細胞からできているのに、動物と植物のこのちがいは、なぜなのだろうか。なぜ生命には寿命があるのだろうか。生物の「生」の不思議を解き明かす。
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目次
第1章 生物は何歳まで生きられるのか
寿命とはなんだろう/最高寿命と平均寿命/どのようにして年齢を知るのか
第2章 地球型生命の誕生
すべての生物は細胞からできている/死の起源/はたして長生きは生物の理想なのか?
第3章 動物の体、植物の体
動物の細胞と植物の細胞/生物はなぜ成長できるのか/大きく違う器官の仕組み/体を支える仕組み/細胞の寿命/成長の限界
第4章 老化する細胞、老化しない細胞
ヘイフリックの発見/老化の遺伝子テロメアの発見/老化する細胞、老化しない細胞/1万年以上生きる植物/ゾウリムシの分裂は無限に続く?/有性生殖はなぜ生まれたのか
第5章 動物の老化と寿命
大きな動物ほど長生きか/動物にはなぜ寿命があるのか/老化は進化する?
第6章 植物の寿命
種子の寿命/広葉樹と針葉樹の違い/寿命の地域差
第7章 植物はどこまで大きくなれるのか
日本の巨木/世界の巨木/植物はどこまで大きくなれるのか
第8章 過去の生物――寿命の進化
古生代 陸上生物の誕生/中生代の森林と恐竜/寒冷・乾燥化が進んだ新生代/進化する種の寿命
書誌情報
紙版
発売日
2002年03月20日
ISBN
9784062573658
判型
新書
価格
定価:968円(本体880円)
通巻番号
1365
ページ数
240ページ
シリーズ
ブルーバックス
電子版
発売日
2013年04月26日
JDCN
0625736500100011000C