中国人郵便配達問題=コンピュータサイエンス最大の難関

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中国人郵便配達問題=コンピュータサイエンス最大の難関

チュウゴクジンユウビンハイタツモンダイコンピュータサイエンスサイダイノナンカン

講談社選書メチエ

身の回りに潜む、コンピュータもお手上げの超難問の数々。なぜ、中国人郵便配達問題など「NP完全問題」を解くのに、何千年という計算時間が必要なのか? なぜ、言語理解など、簡単なことがうまくできないのか?「ニューロイダルネット」「量子コンピュータ」が切り開くコンピュータの新地平。より柔軟で、より速い「夢のマシン」の実現にむけ、格闘を続ける計算機科学の最前線。

【目次】
プロローグ 中国人郵便配達問題への挑戦
第一章 計算とは何か?
1 理論計算機科学とは
2 計算の定義
3 コンピュータ開発の歴史
第二章 計算時間の爆発
1 計算時間の測り方
2 R=NP?問題
3 アルゴリズム論におけるブレークスルー
第三章 学習するコンピュータ
1 脳は学習する回路である
2 知能の複雑さ
3 学習するコンピュータの実現に向けて
第四章 量子コンピュータ
1 未来のコンピュータ
2 量子コンピュータのモデル
3 量子コンピュータの実現に向けて
第五章 計算機科学の未来
1 理論計算機科学の発想
2 情報科学技術立国に向けて
エピローグ 計算量理論とコンピュータの未来

ブックガイド
あとがき
索引


  • 前巻
  • 次巻

目次

プロローグ 中国人郵便配達問題への挑戦
第一章 計算とは何か?
1 理論計算機科学とは
2 計算の定義
3 コンピュータ開発の歴史
第二章 計算時間の爆発
1 計算時間の測り方
2 R=NP?問題
3 アルゴリズム論におけるブレークスルー
第三章 学習するコンピュータ
1 脳は学習する回路である
2 知能の複雑さ
3 学習するコンピュータの実現に向けて
第四章 量子コンピュータ
1 未来のコンピュータ
2 量子コンピュータのモデル
3 量子コンピュータの実現に向けて
第五章 計算機科学の未来
1 理論計算機科学の発想
2 情報科学技術立国に向けて
エピローグ 計算量理論とコンピュータの未来

ブックガイド
あとがき
索引

書誌情報

紙版

発売日

1999年01月08日

ISBN

9784062581486

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

通巻番号

148

ページ数

254ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介

著: 西野 哲朗(ニシノ テツロウ)

1959年生まれ。早稲田大学理工学部卒業。同大学院前期博士課程修了。理学博士。日本IBM東京基礎研究所、東京電機大学助手、北陸先端科学技術大学院大学助教授を経て、電気通信大学助教授。専門は、数学、計算機科学。 著書に、『量子コンピュータ入門』(東京電機大学出版局)『計算量理論概説』(共著・朝倉書店)、訳書に、『形式言語理論入門』(東京電機大学出版局)などがある。

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