
マイページに作品情報をお届け!
芸術と策謀のパリ ナポレオン三世時代の怪しい男たち
ゲイジュツトサクボウノパリナポレオンサンセイジダイノアヤシイオトコタチ
- 著: 横張 誠

バブル熱沸き立つ第二帝政下。「貧乏芸術家」を指す〈ボエーム〉があらゆる「ろくでなし」を意味するとき、これこそ時代の寓意(アレゴリー)となる。山師実業家、御用ジャーナリスト、職業陰謀家、そしてその頭領、ナポレオン三世。怪しげな群像から浮かび上がる、無節操時代の精神。
【目次】
プロローグ
第一章 [画家のアトリエ]の秘密
第二章 ボヘミアン芸術家
第三章 無節操の帝国 ボエームという精神風土
第四章 産業ボエーム 山師・詐欺師・実業家
第五章 ボエーム体制からブルジョワ体制へ
エピローグ
ブックガイド
あとがき
索引
- 前巻
- 次巻
目次
プロローグ
第一章 [画家のアトリエ]の秘密
第二章 ボヘミアン芸術家
第三章 無節操の帝国 ボエームという精神風土
第四章 産業ボエーム 山師・詐欺師・実業家
第五章 ボエーム体制からブルジョワ体制へ
エピローグ
ブックガイド
あとがき
索引
書誌情報
紙版
発売日
1999年02月10日
ISBN
9784062581509
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
通巻番号
150
ページ数
254ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
著者紹介
1943年生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院人文科学研究科修士課程修了。一橋大学教授。専門は、フランス文学。 著書に、『侵犯と手袋「悪の華」裁判』(朝日出版社)、訳書に、リオタール『経験の殺戮』(朝日出版社)、ベンヤミン『パサージュ論』(共訳、岩波書店)等がある。
関連シリーズ
-
アレクサンドロス大王 「世界征服者」の虚像と実像
-
地上の夢キリスト教帝国
-
記憶の中のファシズム
-
ビザンツ 幻影の世界帝国
-
反ユダヤ主義
-
浮気な王の宮廷生活
-
ローマ帝国の誕生
-
ドラキュラ・シンドローム 外国を恐怖する英国ヴィクトリア朝
-
中世ヨーロッパの色彩世界
-
マンガ ローマ帝国の歴史
-
ローマ建国伝説 ロムルスとレムスの物語
-
生き残った帝国ビザンティン
-
地中海世界 ギリシア・ローマの歴史
-
古典ギリシア
-
姦通裁判 ―18世紀トランシルヴァニアの村の世界―
-
ハプスブルク帝国
-
「哲学と政治」講義
-
科学vs.キリスト教 世界史の転換
-
ハプスブルクとオスマン帝国-歴史を変えた<政治>の発明
-
傭兵の二千年史
-
動物裁判
-
東インド会社 巨大商業資本の盛衰
-
中世シチリア王国
-
大英帝国
-
戦うハプスブルク家
-
聖書VS.世界史
-
神聖ローマ帝国
-
新書ヨーロッパ史 中世篇
-
居酒屋の世界史
-
海の世界史
-
音楽のヨーロッパ史
-
悪女入門 ファム・ファタル恋愛論
-
ローマ五賢帝
-
ローマはなぜ滅んだか
-
ロスチャイルド家
-
ヨーロッパ「近代」の終焉
-
メディチ家
-
ブルゴーニュ家
-
ハプスブルク家の女たち
-
ハプスブルク家
-
デパートを発明した夫婦
-
エリザベス一世
-
イタリア・ルネサンス
-
イギリス近代史講義
-
イギリス王室物語