全地球化するマネー ドル・円・ユーロを読む

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全地球化するマネー ドル・円・ユーロを読む

ゼンチキュウカスルマネードルエンユーロヲヨム

講談社選書メチエ

「自由化」というパンドラの箱は、すでに開けられた。情報に翻弄された莫大な資金が、瞬時に地球を駆けめぐる。世界を支配する「不確実性」。弄流するマネーは、アメリカの陰謀なのか?市場という怪物は制御可能か?20世紀の国際金融史を総括し、起こりうる金融危機への対処を模索する。

【目次】
序章 「グローバル時代」の逆説
第1章 パンドラの箱は開けられた 情報化と自由化
1 情報革命と「グローバル化」
2 誰のための「自由化」
3 社会主義圏の崩壊
第2章 債務を抱えた基軸通貨国
1 ドルの復活?
2 乱高下するドル
3 「世界の銀行」アメリカ
第3章 途上国への資金の流れ
1 「ブーム」と「破綻」の歴史
2 中南米の債務危機
3 二つの通貨危機
4 通貨危機からの教訓
第4章 円とユーロの行末 三極化あるいは二極化
1 ユーロの登場
2 円の弱さ
終章 「グローバル資本主義」といかに共存するか

参考文献
あとがき
索引


  • 前巻
  • 次巻

目次

序章 「グローバル時代」の逆説
第1章 パンドラの箱は開けられた 情報化と自由化
1 情報革命と「グローバル化」
2 誰のための「自由化」
3 社会主義圏の崩壊
第2章 債務を抱えた基軸通貨国
1 ドルの復活?
2 乱高下するドル
3 「世界の銀行」アメリカ
第3章 途上国への資金の流れ
1 「ブーム」と「破綻」の歴史
2 中南米の債務危機
3 二つの通貨危機
4 通貨危機からの教訓
第4章 円とユーロの行末 三極化あるいは二極化
1 ユーロの登場
2 円の弱さ
終章 「グローバル資本主義」といかに共存するか

参考文献
あとがき
索引

書誌情報

紙版

発売日

2001年02月09日

ISBN

9784062582056

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

通巻番号

205

ページ数

232ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介

著: 石見 徹(イワミ トオル)

1948年生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学院博士課程修了。東京大学経済学部教授。専門は、国際経済、経済政策論。著書に、『ドイツ恐慌史論』『国際通貨・金融システムの歴史』(ともに有斐閣)、『日本経済と国際金融』(東京大学出版会)『国際経済体制の再建から多極化へ』(山川出版社)、『世界経済史』(東洋経済新報社)などがある。

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