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カレーライスの誕生
カレーライスノタンジョウ
- 著: 小菅 桂子

インド由来の「食の王者」を巧みに変奏し、新作を開発する日本人。なぜ関西では牛肉、関東では豚肉なのか。福神漬との組み合わせは、いつ生まれたのか――。カレーライス誕生と作り手たちの知恵とドラマ。
目次
〈プロローグ〉 カレーはじめて物語
〈第1章〉 カレー美味の秘密
1 スパイスに惹かれた人びと
2 スパイスを愉しむ
〈第2章〉 カレー伝来の道
1 多様な国=インド
2 英国を風靡したカレー
〈第3章〉 カレー日本史事始
1 食の文明開化
2 お雇い外国人と西洋野菜
3 カレー三種の神器
〈第4章〉 カレー繁盛記
1 和洋折衷カレーあれこれ
2 即席カレー、カレー南蛮、カレーパン――カレー変奏曲
3 明治の食卓
〈第5章〉 カレー二都物語
1 本格インドカレーの誕生――中村屋カレー物語
2 繁盛する阪急百貨店食堂
3 カレー、日本を駆け巡る
〈第6章〉 カレーの戦後史
1 貧困からの出発
2 レトルトカレーが誕生したとき
3 カレーの現代
〈エピローグ〉 日本人の知恵とカレー
書誌情報
紙版
発売日
2002年06月10日
ISBN
9784062582438
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
通巻番号
243
ページ数
240ページ
シリーズ
講談社選書メチエ