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カレーライスの誕生
カレーライスノタンジョウ
- 著: 小菅 桂子

インドに生まれ、イギリスを経て、近代黎明期の幕末日本に西洋料理として入ってきたカレー。いまや「国民食」となったカレーの受容と変容は、近代における西洋文明の受容と、日本風アレンジの歴史そのものだった。多岐にわたる資料を渉猟して、日本のカレーの歴史と謎を解明し、そこに秘められた人々の知恵と苦闘のドラマを描いた、異色の食文化史。
インドに生まれ、イギリスを経て、近代黎明期の幕末日本に西洋料理として入ってきたカレー。いまや「国民食」となったカレーの受容とは、近代における西洋文明の受容と、日本風アレンジの歴史そのものだった――。多岐にわたる資料を渉猟して、日本のカレーの歴史と謎を解明し、そこに秘められた人々の知恵と苦闘のドラマを描いた、異色の食文化史。
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目次
プロローグ カレーはじめて物語
第一章 カレー美味の秘密
第二章 カレー伝来の道
第三章 カレー日本史事始
第四章 カレー繁盛記
第五章 カレー二都物語
第六章 カレーの戦後史
エピローグ 日本人の知恵とカレー
書誌情報
紙版
発売日
2013年03月12日
ISBN
9784062921596
判型
A6
価格
定価:990円(本体900円)
通巻番号
2159
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2017年02月03日
JDCN
0629215900100011000O
初出
本書の原本は、2002年6月、小社より刊行された。