江戸の英吉利熱

江戸の英吉利熱

エドノイギリスネツ

講談社選書メチエ

ベストセラー『春画』に続く第2弾!
鎖国下の知られざる日英視覚(ビジュアル)交流史

「この町はどういうわけかロンドンを思い出させる」鎖国期、江戸とロンドンはつながっていた――。将軍が愛したイギリス製時計、ロンドン橋を模写した旗本。イギリス発の科学技術に心奪われる文人。知られざる日英視覚交流を明らかにする「想像の交易」の物語。

【目次】
はじめに 想像の交易
第一章 平戸商館にて
第二章 布、鎧、ポルノグラフィ モノの交易をとりまく逸話
第三章 時計に憑かれた江戸っ子
第四章 江戸のロンドン
第五章 海を渡った美術品 屏風と遠眼鏡
第六章 絵の国イギリス
第七章 帝国主義イギリスの登場 憧憬から恐怖へ
結び 二重の歴史の物語
参考文献


  • 前巻
  • 次巻

目次

はじめに 想像の交易
第一章 平戸商館にて
第二章 布、鎧、ポルノグラフィー モノの交易をとりまく逸話
第三章 時計に憑かれた江戸っ子
第四章 江戸のロンドン
第五章 海を渡った美術品 屏風と遠眼鏡
第六章 絵の国イギリス
第七章 帝国主義イギリスの登場 憧憬から恐怖へ
結び 二重の歴史の物語
参考文献

書誌情報

紙版

発売日

2006年01月12日

ISBN

9784062583527

判型

四六

価格

定価:1,870円(本体1,700円)

通巻番号

352

ページ数

260ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介

著: スクリーチ・タイモン(スクリーチ・タイモン)

1961年、イギリス・バーミンガム生まれ。オックスフォード大学卒業。ハーヴァード大学大学院美術史学博士号取得。ロンドン大学アジア・アフリカ研究学院(SOAS)教授。多摩美術大学客員教授。専門は日本美術史・江戸文化論。主な著書に『春画』(講談社選書メチエ)、『定信お見通し 寛政視覚改革の治世学』『江戸の思考空間』(青土社)がある。