古代メソアメリカ文明 マヤ・テオティワカン・アステカ

マイページに作品情報をお届け!

古代メソアメリカ文明 マヤ・テオティワカン・アステカ

コダイメソアメリカブンメイ マヤ テオティワカン アステカ

講談社選書メチエ

知られざる「石器の都市文明」の全貌
世界は四大文明だけではなかった
ゼロの概念を発明し、文字や天文学を発達させたマヤ文明。山上都市モンテ・アルバン。ローマに匹敵する国際都市テオティワカン。メソアメリカ最大の王国アステカ。世界は四大文明だけではなかった。日本人にはなじみの薄い「石器の都市文明」の全貌を明らかにし、文明とは何かを考察する。知られざる「石器の都市文明」がわかる決定版!


【目次】
序章 世界六大文明としてのメソアメリカ文明
1 「最初のアメリカ人」と世界の食文化革命
2 「世界四大文明」から「世界六大文明」へ
第一章 世界六大文明のなかの「石器の都市文明」
1 もっとも洗練された「石器の都市文明」
2 四大文明史観を覆す
3 「新石器革命」はなかった
第二章 メソアメリカ最初の文明=オルメカ文明
1 オルメカ文明の起源
2 遠距離交換網とオルメカ美術様式
3 オルメカ文明と文字
第三章 究極の石器の都市文明=マヤ文明
1 ゼロを発明した文明
2 マヤ文明の起源 先古典期マヤ文明
3 古典期マヤ文明と初期国家群の発達
4 古典期マヤ都市の盛衰 戦争と権力闘争
第四章 メソアメリカ最古の都市を生んだサポテカ文明
1 メソアメリカ最古の都市 モンテ・アルバンの起源
2 サポテカ国家の発達
3 サポテカ文明の黄金時代
第五章 古典期最大の国際都市=テオティワカン文明
1 テオティワカンの起源
2 国際都市テオティワカンと古典期メソアメリカ
第六章 群雄割拠のなかのトルテカ文明
1 トルテカ文明とメキシコ中央高地
2 発達するメソアメリカ遠距離交換網 古典期後期・終末期と後古典期前期
第七章 アステカ文明と後古典期後期メソアメリカ
1 アステカ王国と首都テノチティトラン
2 後古典期後期のメソアメリカ
終章 メソアメリカ文明とは何か
1 「未完の征服」と現在進行系の文化
2 文明とは何か
参考文献
あとがき
索引


目次

序章 世界六大文明としてのメソアメリカ文明
1 「最初のアメリカ人」と世界の食文化革命
2 「世界四大文明」から「世界六大文明」へ
第一章 世界六大文明のなかの「石器の都市文明」
1 もっとも洗練された「石器の都市文明」
2 四大文明史観を覆す
3 「新石器革命」はなかった
第二章 メソアメリカ最初の文明=オルメカ文明
1 オルメカ文明の起源
2 遠距離交換網とオルメカ美術様式
3 オルメカ文明と文字
第三章 究極の石器の都市文明=マヤ文明
1 ゼロを発明した文明
2 マヤ文明の起源 先古典期マヤ文明
3 古典期マヤ文明と初期国家群の発達
4 古典期マヤ都市の盛衰 戦争と権力闘争
第四章 メソアメリカ最古の都市を生んだサポテカ文明
1 メソアメリカ最古の都市 モンテ・アルバンの起源
2 サポテカ国家の発達
3 サポテカ文明の黄金時代
第五章 古典期最大の国際都市=テオティワカン文明
1 テオティワカンの起源
2 国際都市テオティワカンと古典期メソアメリカ
第六章 群雄割拠のなかのトルテカ文明
1 トルテカ文明とメキシコ中央高地
2 発達するメソアメリカ遠距離交換網 古典期後期・終末期と後古典期前期
第七章 アステカ文明と後古典期後期メソアメリカ
1 アステカ王国と首都テノチティトラン
2 後古典期後期のメソアメリカ
終章 メソアメリカ文明とは何か
1 「未完の征服」と現在進行系の文化
2 文明とは何か
参考文献
あとがき
索引

書誌情報

紙版

発売日

2007年08月11日

ISBN

9784062583930

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

通巻番号

393

ページ数

268ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介

著: 青山 和夫(アオヤマ カズオ)

1962年、京都市生まれ。東北大学文学部史学科考古学専攻卒業。米国ピッツバーグ大学人類学部大学院博士課程修了。人類学博士(Ph.D.)。茨城大学人文学部教授。専門はマヤ文明学、メソアメリカ考古学、文化人類学。「古典期マヤ人の日常生活と政治経済組織の研究」で日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞を受賞。主な著書に『マヤ文明』(岩波新書)、『古代マヤ』(京都大学学術出版会)、『古代アメリカ文明』(共著、山川出版社)、『岩波 アメリカ大陸古代文明事典』(岩波書店、共編著)など、訳書にサブロフ『新しい考古学と古代マヤ文明』、トンプソン『マヤ文明の興亡』(ともに新評論)などがある。

既刊・関連作品一覧

関連シリーズ

BACK
NEXT