
マイページに作品情報をお届け!
自由だけではなぜいけないのか 経済学を考え直す
ジユウダケデハナゼイケナイノカケイザイガクヲカンガエナオス
- 著: 荒井 一博

なぜ、新自由主義経済ではダメなのか? 自由放任の経済は、人びとの絆と信頼を破壊し社会基盤を掘り崩す。新自由主義経済の欺瞞と論理矛盾を暴き、あるべき経済の在り方を社会との関係に注目して論じる。
【目次】
はじめに
第一章 新自由主義が日本を劣化させた
第二章 新古典派経済学パラダイムの構造と主張
第三章 個人の独立性という虚構
第四章 法化社会で自己利益を追求する個人という虚構
第五章 高能力を持つ合理的な個人という虚構
第六章 情報の非対称性
第七章 取引費用と契約の不完備性
第八章 業績は評価できるのか
第九章 ネットワークと社会関係資本
第一〇章 社会関係資本と人間の行動
第一一章 良質な文化をいかにして形成するか
第一二章 日本社会をいかに立て直すか
おわりに
参考文献
索引
- 前巻
- 次巻
目次
はじめに
第一章 新自由主義が日本を劣化させた
第二章 新古典派経済学パラダイムの構造と主張
第三章 個人の独立性という虚構
第四章 法化社会で自己利益を追求する個人という虚構
第五章 高能力を持つ合理的な個人という虚構
第六章 情報の非対称性
第七章 取引費用と契約の不完備性
第八章 業績は評価できるのか
第九章 ネットワークと社会関係資本
第一〇章 社会関係資本と人間の行動
第一一章 良質な文化をいかにして形成するか
第一二章 日本社会をいかに立て直すか
おわりに
参考文献
索引
書誌情報
紙版
発売日
2009年10月10日
ISBN
9784062584524
判型
四六
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
通巻番号
452
ページ数
290ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
著者紹介
1949年生まれ。イリノイ大学大学院修了(Ph.D.)。一橋大学大学院経済学研究科教授。専門はミクロ経済学、日本経済論。主な著書に『学歴社会の法則』(光文社新書)、『信頼と自由』(勁草書房)、『文化・組織・雇用制度』『ミクロ経済理論』(ともに有斐閣)、The Economics of Education(Springer-Verlag)がある。
関連シリーズ
-
資本主義の宿命 経済学は格差とどう向き合ってきたか
-
試験対応 新・らくらくミクロ・マクロ経済学入門 計算問題編
-
試験対応 新・らくらくミクロ経済学入門
-
試験対応 新・らくらくマクロ経済学入門
-
経済学の堕落を撃つ 「自由」vs「正義」の経済思想史
-
経済学の思考法 稀少性の経済から過剰性の経済へ
-
戦国大名の経済学
-
現代経済学の直観的方法
-
MMT 現代貨幣理論とは何か
-
左翼の逆襲 社会破壊に屈しないための経済学
-
はじめての経済思想史
-
「幸福な日本」の経済学
-
真説・企業論 ビジネススクールが教えない経営学
-
ノーベル経済学賞 天才たちから専門家たちへ
-
有閑階級の理論
-
ユダヤ人と経済生活
-
マーケット・デザイン オークションとマッチングの経済学
-
暗号通貨の経済学 21世紀の貨幣論
-
歴代日本銀行総裁論 日本金融政策史の研究
-
変わった世界 変わらない日本
-
経済学再入門
-
二つの「競争」―競争観をめぐる現代経済思想
-
国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策
-
雇用、利子、お金の一般理論
-
経済成長神話の終わり 減成長と日本の希望
-
経済成長という病―退化に生きる、我ら
-
経済学はむずかしくない(第2版)
-
経済学の犯罪 稀少性の経済から過剰性の経済へ
-
ヨーロッパ型資本主義-アメリカ市場原理主義との決別
-
はじめての金融工学
-
ゼロからわかる経済の基本
-
ゼロからわかる 経済学の思考法
-
ケインズとハイエク―貨幣と市場への問い