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義経の冒険 英雄と異界をめぐる物語の文化史
ヨシツネノボウケンエイユウトイカイヲメグルモノガタリノブンカシ
- 著: 金沢 英之

「義経」の物語は、どのように生まれ、そして時代とともに変容していったか。大国主から鬼の国に至るまで、物語の基層を探る旅! 一篇の御伽草子『御曹子島渡』を手に携えて、英雄・義経の物語をめぐる旅が始まる──。『古事記』の大国主神話、吉備真備入唐譚、坂上田村麻呂と悪路王、鞍馬寺の毘沙門天信仰、陰陽道、蝦夷ヶ島などなど、古代から近世までを縦断する義経物語の遍歴を検証し、跡づける冒険的力作!
【目次】
はじめに
第一章 『御曹子島渡』の謎
第二章 鞍馬の山奥から
第三章 東北というトポス
第四章 兵法書の秘密
第五章 中世都市京都の周辺
第六章 吉備真備入唐譚をさかのぼる
第七章 蝦夷ヶ島へ
おわりに
参考文献
引用・参照資料
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目次
はじめに
第一章 『御曹子島渡』の謎
第二章 鞍馬の山奥から
第三章 東北というトポス
第四章 兵法書の秘密
第五章 中世都市京都の周辺
第六章 吉備真備入唐譚をさかのぼる
第七章 蝦夷ヶ島へ
おわりに
参考文献
引用・参照資料
書誌情報
紙版
発売日
2012年10月11日
ISBN
9784062585392
判型
四六
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
通巻番号
536
ページ数
280ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
電子版
発売日
2015年07月24日
JDCN
0625853900100011000S
著者紹介
1968年生まれ。東京大学卒、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程中退、博士(学術)。東京大学助手、札幌大学准教授を経て現職。専攻は、国文学、上代文学研究。 .著書に『宣長と「三大考」』(笠間書院)がある。 .