
僧兵=祈りと暴力の力
ソウヘイイノリトボウリョクノチカラ
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「霊験」への帰依、異界への畏れ、俗世の「道理」を超えた論理 彼らはなぜ恐れられたか 祈りによって人々に安心と喜びをもたらす、仏法の徒たる僧侶たち。しかし、中世という時代がはじまるにつれて、彼らの中には武器をとって、合戦を引きおこし、人々に恐怖を与えた者たちがあらわれた。暴力と祈りの力をあわせもつ彼らは、いかなる原理のもとに行動したか。比叡山延暦寺を舞台に、多彩な「悪僧」たちが跋扈し、「冥顕の力」をもって世俗権力、社会とわたりあう姿を描き出す! 【目次】 序――祈りと暴力の中世史 第1章 悪僧跋扈の時代 第2章 冥顕の中世 第3章 天台仏法の擁護者・良源 第4章 恠異・飛礫・呪詛 第5章 霊験と帰依 第6章 都鄙を闊歩する大衆・神人 第7章 強訴とはなにか 第8章 善なる大衆の時代へ 結――中世と現代の間
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僧兵=祈りと暴力の力
発売日:2010年11月11日
「霊験」への帰依、異界への畏れ、俗世の「道理」を超えた論理 彼らはなぜ恐れられたか 祈りによって人々に安心と喜びをもたらす、仏法の徒たる僧侶たち。しかし、中世という時代がはじまるにつれて、彼らの中には武器をとって、合戦を引きおこし、人々に恐怖を与えた者たちがあらわれた。暴力と祈りの力をあわせもつ彼らは、いかなる原理のもとに行動したか。比叡山延暦寺を舞台に、多彩な「悪僧」たちが跋扈し、「冥顕の力」をもって世俗権力、社会とわたりあう姿を描き出す! 【目次】 序――祈りと暴力の中世史 第1章 悪僧跋扈の時代 第2章 冥顕の中世 第3章 天台仏法の擁護者・良源 第4章 恠異・飛礫・呪詛 第5章 霊験と帰依 第6章 都鄙を闊歩する大衆・神人 第7章 強訴とはなにか 第8章 善なる大衆の時代へ 結――中世と現代の間