フラットランド たくさんの次元のものがたり

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フラットランド たくさんの次元のものがたり

フラットランドタクサンノジゲンノモノガタリ

講談社選書メチエ

2次元=平面世界(フラットランド)の住人に、3次元=空間世界(スペースランド)はどう映るのか? 4次元以上の世界は、どう想像できるのか?「次元」の本質をとらえた古典的名著、待望の新訳!アイドゥン・ブユクタシによる3次元の外へ誘う写真シリーズ《フラットランド》 特別収録


2次元=平面世界(フラットランド)の住人に、3次元=空間世界(スペースランド)はどう映るのか? 
4次元以上の世界は、どう想像できるのか?
「次元」の本質をとらえた古典的名著、待望の新訳!
アイドゥン・ブユクタシによる3次元の外へ誘う写真シリーズ《フラットランド》 特別収録


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目次

序文 竹内 薫
FLATLAND BY EDWIN ABBOTT
フラットランド――たくさんの次元のものがたり
第一部 この世界
1.フラットランドはどんなところ
2.フラットランドの気候と住まい
3.フラットランドの住人たち
4.女性について
5.お互いを認識する方法
6.視覚による認識について
7.不規則な図形について
8.古代の色彩習慣について
9.世界色彩法案についての話
10.色彩暴動の鎮圧について
11.聖職者について
12.聖職者の教義について
第二部 ほかの世界
13.ラインランドの幻想をみたこと
14.フラットランドの性質を説明しようとしてダメだったこと
15. スペースランドからの来訪者
16.来訪者がスペースランドの神秘を言葉で説明しようとしてダメだったこと
17.言葉での説明が無駄に終わり、球が行動で示したこと
18.どうやってスペースランドに行き、そこで何を見たか
19.球がスペースランドのほかの神秘を明かしてくれたが、
わたしがそれ以上を望んだこと、その顛末
20.球が幻のなかでわたしを励ましたこと
21.孫にスペースランドの理論を教えようとしたこと、その成果
22.ほかの方法でスペースランドの理論を広めようとしたこと、その結末
FLATLAND BY AYDIN BUYUKTAS                     
シリーズ フラットランド
《フラットランド》と『フラットランド』

書誌情報

紙版

発売日

2017年05月12日

ISBN

9784062586535

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

通巻番号

650

ページ数

168ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

電子版

発売日

2017年05月26日

JDCN

0625865300100011000F

初出

本書は、E・A・アボット著『フラットランド』(1884年)の日本語新訳に、訳者・竹内薫による序文を付したものです。また、『フラットランド』にインスパイアされ制作されたA・ブユクタシの写真シリーズ≪フラットランド≫(2015年~)を特別収録しました。

著者紹介

著: エドウィン.アボット・アボット(エドウィン.アボット・アボット)

1838-1926. 英国、ロンドンのメリルボーンに生まれる。ケンブリッジ大学のセント・ジョンズ・カレッジで古典、数学、神学などについて学んだのち、教員として働きはじめる。シティ・オブ・ロンドン・スクールで校長を24年務め、科学や社会などについて先進的な教育を行なっていたと言われる。

訳: 竹内 薫(タケウチ カオル)

1960年、東京に生まれる。東京大学教養学部・理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了。理学博士。専攻は高エネルギー物理学。科学書の執筆、講演、テレビ出演などを精力的にこなす。

写真: アイドゥン・ブユクタシ(アイドゥン・ブユクタシ)

1972年、トルコのアンカラに生まれる。大学中退後、イスタンブールで映画や広告などの映像作品に携わりつつ、視覚効果技術を学ぶ。《フラットランド》シリーズでその独自の空間表現が世界的に評判となる。現在最も注目される写真家のひとり。

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