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佃島ふたり書房
ツクダジマフタリショボウ
- 著: 出久根 達郎

佃の渡しが消えた東京五輪の年、男は佃島の古書店「ふたり書房」を立ち去った。大逆事件の明治末から高度成長で大変貌をとげる昭和39年まで移ろいゆく東京の下町を背景に庶民の哀歓を描く感動長篇。生年月日がまったく同じ2人の少年が奉公先で知り合い、男の友情を育んでいく。第108回直木賞受賞作品。(講談社文庫)
佃の渡しが消えた東京五輪の年、男は佃島の古書店「ふたり書房」を立ち去った。大逆事件の明治末から高度成長で大変貌をとげる昭和39年まで移ろいゆく東京の下町を背景に庶民の哀歓を描く感動長篇。生年月日がまったく同じ2人の少年が奉公先で知り合い、男の友情を育んでいく。第108回直木賞受賞作品。
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目次
第一章 雪ふる佃の渡し
第二章 藤の花薫る
第三章 その人は年上の庇髪
第四章 鬼火あやしき黒い大川
第五章 雪のした卒塔婆小町
第六章 蛍の光佃の渡し
あとがき
書誌情報
紙版
発売日
1995年07月06日
ISBN
9784062630122
判型
A6
価格
定価:598円(本体544円)
ページ数
350ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2014年04月18日
JDCN
0626301200100011000D
初出
1992年10月小社刊行