磐舟の光芒（上）

六世紀も終わりに近づいたころの大和では、神祗派の大連物部守屋（おおむらじもののべのもりや）と崇仏派の大臣蘇我馬子（おおおみそがのうまこ）の二人が敏達大王（びだつおおきみ）を中心にして対峙していた。武勇の氏族の長（おさ）たる守屋は、年長で知謀に長（た）けた馬子と話すとつい興奮し、本音を吐いてしまう恨みがあった。二人の対決は次第に熱を帯びていく。雄大な古代史ロマンの巨篇！　

書誌情報

紙版

• 発売日: 1996年05月14日
• ISBN: 9784062632331
• 判型: A6
• 価格: 定価：641円（本体583円）
• ページ数: 386ページ
• シリーズ: 講談社文庫

電子版

• 発売日: 2024年11月22日
• JDCN: 0626323300100011000O

著者紹介

著： 黒岩　重吾（クロイワ　ジュウゴ）

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