深い河

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深い河

ディープリバー

講談社文庫

愛を求めて、人生の意味を求めてインドへと向かう人々。自らの生きてきた時間をふり仰ぎ、母なる河ガンジスのほとりにたたずむとき、大いなる水の流れは人間たちを次の世に運ぶように包みこむ。人と人のふれ合いの声を力強い沈黙で受けとめ河は流れる。毎日芸術賞受賞作。


愛を求めて、人生の意味を求めてインドへと向かう人々。自らの生きてきた時間をふり仰ぎ、母なる河ガンジスのほとりにたたずむとき、大いなる水の流れは人間たちを次の世に運ぶように包みこむ。人と人のふれ合いの声を力強い沈黙で受けとめ河は流れる。純文書下ろし長篇待望の文庫化、毎日芸術賞受賞作。


目次

一章 磯辺の場合
二章 説明会
三章 美津子の場合
四章 沼田の場合
五章 木口の場合
六章 河のほとりの町
七章 女神
八章 失いしものを求めて
九章 河
十章 大津の場合
十一章 まことに彼は我々の病を負い
十二章 転生
十三章 彼は醜く威厳もなく
年譜 広石廉二編

書誌情報

紙版

発売日

1996年06月13日

ISBN

9784062632577

判型

A6

価格

定価:792円(本体720円)

ページ数

374ページ

シリーズ

講談社文庫

初出

’93年6月小社より刊行

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