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小石川の家
コイシカワノウチ

昭和13年幸田文は離婚し、娘の玉を連れ青々と椋(むく)の枝がはる露伴の小石川の家に戻った。万事に愚かさを嫌う祖父の小言の嵐は9つの孫にも容赦なかった。祖父の手前蹴とばしても書初めを教える母。「2度はご免蒙りたい」10年の歳月をクールにユーモラスに綴り、晩年の露伴、文の姿を懐かしく匂い立たせる。(講談社文庫)
祖父 幸田露伴、母 文との日々(芸術選奨文部大臣賞)
昭和13年幸田文は離婚し、娘の玉を連れ青々と椋(むく)の枝がはる露伴の小石川の家に戻った。万事に愚かさを嫌う祖父の小言の嵐は9つの孫にも容赦なかった。祖父の手前蹴とばしても書初めを教える母。「2度はご免蒙りたい」10年の歳月をクールにユーモラスに綴り、晩年の露伴、文の姿を懐かしく匂い立たせる。
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書誌情報
紙版
発売日
1998年04月15日
ISBN
9784062637466
判型
A6
価格
定価:726円(本体660円)
ページ数
260ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2013年11月29日
JDCN
0626374600100011000O
初出
’94年8月小社より刊行
著者紹介
著: 青木 玉(アオキ タマ)
解説: 森 まゆみ(モリ マユミ)