
マイページに作品情報をお届け!
帰りたかった家
カエリタカッタウチ
- 著: 青木 玉

10歳で経験した両親の離婚。その3年後に訪れた父の死は「母には安堵感、私には悲しさ」を残した。厳格な祖父露伴、母文と暮した逃れようのない小石川の家。そして優しい父が待つ、ひたすら帰りたいと願ったもうひとつの幼い日の家。気品溢れる文章で、昭和初期の東京の息づかいとともに綴る自伝的長編エッセイ。(講談社文庫)
優しかった父への思慕、母との絆。
祖父幸田露伴、母文、そして短かった父との日々を綴る自伝的エッセイ。
10歳で経験した両親の離婚。その3年後に訪れた父の死は「母には安堵感、私には悲しさ」を残した。厳格な祖父露伴、母文と暮した逃れようのない小石川の家。そして優しい父が待つ、ひたすら帰りたいと願ったもうひとつの幼い日の家。気品溢れる文章で、昭和初期の東京の息づかいとともに綴る自伝的長編エッセイ。
オンライン書店で購入する
目次
命拾い
散歩
昼の湯
まゆ玉
銀座ゆき
大森の日
築地・八丁堀
みの虫
テディベア
戦後
男親の顔
相親
友兄さん
遠い記憶
あとがき
書誌情報
紙版
発売日
2000年02月15日
ISBN
9784062647922
判型
A6
価格
定価:493円(本体448円)
ページ数
224ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2014年04月11日
JDCN
0626479200100011000I
初出
本書は’97年2月に小社より刊行された。
著者紹介
著: 青木 玉(アオキ タマ)