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わからん薬学事始1
ワカランヤクガクコトハジメ1
- 著: まはら 三桃
薬の製造を唯一の産業とする島「久寿理島」で、470年間、女子直系一族だった木葉家に突然生まれた男子・草太は、島の人から「ぼっちゃんは天が下さったのです」と言われて、大事に育てられてきた。15歳の春、草太は、その製法が女性のみに受け継がれてきた「気やすめ丸」を万人に効く薬へ改良するために、島の運命を背負って東京へと旅立つ。
薬の製造を唯一の産業とする島「久寿理島」で、470年間、女子直系一族だった木葉家に突然生まれた男子・草太は、島の人から「ぼっちゃんは天が下さったのです」と言われて、大事に育てられてきた。
15歳の春、草太は、その製法が女性のみに受け継がれてきた「気やすめ丸」を万人に効く薬へ改良するために、島の運命を背負って東京へと旅立つ。
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目次
一 旅立ち
二 わからん荘の人たち
三 久寿理島のこと
四 和漢学園
五 わからん荘の流儀
六 ブランカ
七 牧野研究室
八 大塔秀有
九 雪さん
十 逃亡マウス
十一 Xクラスへ
十二 母への手紙
書誌情報
紙版
発売日
2013年02月06日
ISBN
9784062694643
判型
四六
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
ページ数
202ページ
電子版
発売日
2018年01月26日
JDCN
06A0000000000013522I
著者紹介
1966年生まれ。 2005年、第42回講談社児童文学新人賞佳作を受賞。著書に『カラフルな闇』、『最強の天使』、『たまごを持つように』 、『鉄のしぶきがはねる』(坪田譲治文学賞)、『鷹のように帆をあげて』。 童話『おとうさんの手』は、2011年読書感想画中央コンクールの指定図書に選ばれる。 福岡県在住。鹿児島児童文学者の会「あしべ」同人。