お面屋たまよし 七重ノ祭

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お面屋たまよし 七重ノ祭

オメンヤタマヨシナナエノマツリ

YA!ENTERTAINMENT

妖面、なりたいすがたになれるというそのお面は、面作師の中でも、腕のいい者だけが、作れるのだという。妖面は、諸刃の剣。面をはずせなくなれば荒魂化し、人として生きていくことができなくなる。時代ファンタジー第4弾! 『七人の従者たち』……同盟相手に裏切られ、領主である父と母、そしてこれまでの生活の全てを失った藍姫は、たった七人残った従者とともに、庇護を願って百蜂ヶ岳を目指す。他2編収録。


妖面、なりたいすがたになれるというそのお面は、面作師の中でも、腕のいい者だけが、作れるのだという。妖面は、諸刃の剣。面をはずせなくなれば荒魂化し、人として生きていくことができなくなる。それでもなお、人々は、今日もお面屋を訪れる――。

『他人のふり』……唯一の血縁である父とそりが合わず、十年前に家を出た六助は、久しぶりに会った幼なじみに、父がそう長くはないと告げられ……。

『小天狗たちの争いごと』……太良と甘楽の偵察係を外されそうになった小天狗の迅雷は、ほかの候補者と競い合い、勝ち抜かなければならなくなって……。

『七人の従者たち』……同盟相手に裏切られ、領主である父と母、そしてこれまでの生活の全てを失った藍姫は、たった七人残った従者とともに、庇護を願って百蜂ヶ岳を目指す。

自分以外の誰かになれる特別な面、妖面がつむぎだす奇妙な縁を描いた、時代ファンタジー第4弾!


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目次

他人のふり
小天狗たちの争いごと
七人の従者たち

書誌情報

紙版

発売日

2015年10月14日

ISBN

9784062694988

判型

四六

価格

定価:1,045円(本体950円)

ページ数

218ページ

シリーズ

YA! ENTERTAINMENT

電子版

発売日

2015年11月20日

JDCN

0626949800100011000W

著者紹介

著: 石川 宏千花(イシカワ ヒロチカ)

『ユリエルとグレン』で、第48回講談社児童文学新人賞佳作、日本児童文学者協会新人賞受賞。著書に、「お面屋たまよし」シリーズ、「死神うどんカフェ1号店」シリーズ、「超絶不運少女」シリーズ、『UFOはまだこない』、『密話』、YA!アンソロジー『卒業』、『告白』、『エール』、アンソロジー『ひとりって、こわい!』(いずれも講談社)がある。

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