実践ロイ理論 排泄の援助

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実践ロイ理論 排泄の援助

ジッセンロイリロンハイセツノエンジョ

排尿・排便パターンを整え快適さを実現する
新生児から高齢者まで、年代・性別を問わずあらゆる人の生命と生活を支える排泄ニード。日常生活レベルから人工の肛門や尿排出口を用いる状態まで、そのニードを満たせないでいる人々をきめこまかくケアする看護の実践書。

排尿と排便からなる排泄は、人間が生命を維持するうえで必須の行動である。不要となった成分を尿や便として体外に排出することで、水分や電解質を調整し、身体の生理機能の恒常性を保っているのである。加えて、排泄行動は、羞恥心や自立心、社会生活、セクシュアルライフに深く関わる心理社会的行動でもある。それだけに、排泄に障害をきたしたクライエントには、生理的、心理社会的アプローチからのぞむ“全人看護”が求められる。ロイ適応モデルを用いて全人看護の実践を示す本書は、人間中心の看護を目指す看護従事者にとって格好の道標となる書。


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目次

1章 排泄行動の意味とロイ適応看護モデルの看護過程
2章 排便行動に関する基礎知識
3章 問題となる排便行動
4章 排便行動の看護過程
5章 排便の看護診断プロセス
6章 排尿状態を示す行動のアセスメント
7章 排尿に影響する因子のアセスメント
8章 排尿に関する看護診断とケア―1
9章 排尿に関する看護診断とケア―2
10章 排尿に問題のあるクライエントの看護過程

書誌情報

紙版

発売日

2005年01月18日

ISBN

9784062702140

判型

B5

価格

定価:3,630円(本体3,300円)

ページ数

230ページ

著者紹介

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