「無償」の仕事

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「無償」の仕事

タダノシゴト

講談社+α新書

「二本ある手のどちらかは誰かの為に使えるように」――六輔流ボランティアのある生き方

「生きているのではない生かさせていただいているのだ」父の口癖だった。
「二本ある手のどちらかは誰かの為に使えるように……」これも父の口癖。もの心ついたときからボランティアの仲間に囲まれていた。ボランティアというのは「生き方」なのだということも教えられた。だからといって、ボランティアだけで生きてきたわけではない。音楽、放送、出版、いろいろなジャンルですぐれた仲間と出逢い、ラジオを中心に、印税という収入も増えた。
『「無償」(ただ)の仕事』というタイトルを誤解しないでいただきたい。僕の場合、決して、立派な「無償の仕事」ではない。落語のなかのセリフだが「いただけますればいただきますが いただけませんければいただきません」に通じている。

●「頑張ってください」
●する側、される側
●いい割りばし、悪い割りばし
●鬼のような人
●お寺とボランティア
●だめなお母さん
●腑に落ちないサービス料
●ハガキの点滴
●「雨ニモマケズ」
●四天王寺の精神


ⒸRokusuke Ei

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目次

第1章 ボランティアをする人たち
第2章 地球を愛する
第3章 「弱者」か「くせ者」か
第4章 それがあたりまえ
第5章 正しいか正しくないか
第6章 「死にませんよ」
第7章 小さないい話

書誌情報

紙版

発売日

2000年04月20日

ISBN

9784062720090

判型

新書

価格

定価:748円(本体680円)

通巻番号

ページ数

224ページ

シリーズ

講談社+α新書

電子版

発売日

2022年11月25日

JDCN

06A0000000000527261T

著者紹介

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