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魯山人と辻留 器にこだわる
ロサンジントツジトメウツワニコダワル
- 著: 辻 義一

若き日の魯山人との出会いが辻の美意識を決定づけた!―― 当代随一の芸術家にして美食家の魯山人のもとに、果敢にも単身乗り込んだ「辻留」3代目。今その数々のエピソードをはじめ、辻留流の器使い、盛りつけの極意を明かす。
●食べることを愛し、旨いものを追い求めた魯山人先生のやきものは、そのほとんどが食器です。しかも先生の食器はどれも絶妙の寸法を持っていて、温かく料理を抱きかかえてくれます。「器は料理の着物である」という先生の言葉のとおり、どちらもでしゃばらず、互いを引き立て合う盛りつけができたときの感銘はなにものにも代えられません。これが料理人としての私が、魯山人先生に学んだいちばん大きなことだと思います。その後も私なりに日々精進を重ね、今日に至りましたが、自分自身の中にできた器考や料理考を、魯山人先生の思い出とともにこの機会にまとめてみました。
ⒸYoshikazu Tsuji
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目次
第1章 魯山人先生の思い出
第2章 私の好きな器作家
第3章 辻留器歳時記
第4章 辻留料理塾の器講座の粋
書誌情報
紙版
発売日
2001年06月20日
ISBN
9784062720762
判型
新書
価格
定価:968円(本体880円)
通巻番号
ページ数
208ページ
シリーズ
講談社+α新書
電子版
発売日
2023年09月08日
JDCN
06A0000000000700004K