鎌倉-ソウル 2328キロを歩く

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鎌倉-ソウル 2328キロを歩く

カマクラソウルニセンサンビャクニジュウハチキロヲアルクテイネンタイショクアタラシイジブンニデアウタビ

講談社+α新書

ぶらり旅に出たくなる!心おどる80日の記録
歩いて見つけた!60歳から前進する生き方!!
忘れがたき出会いに満ちた旅への誘い。徒歩の旅の装備や見知らぬ街の上手な歩き方も紹介!!

ソウル市庁舎前広場に到着した私は、旅に出る前に感じていた、退職後の不安とかとまどいは吹っ切れていた。自分らしさとは何だろう、という問いから始まったこの徒歩の旅は、大きな成果と確信をもって終わった。本当にやりたいことをやるには、また、これからも本当に自分らしくあるためには、何の拘束もない自由の身になったからこそ、自分自身でその環境を作り上げなくてはならないのだ。輝いていたければ与えられた環境に甘んじるのではなくて、自分自身で環境を作っていくことが大事なのだ。定年は、人生のゴールではない。毎日歩けば歩くほど、新しい道が見えてくるように、前進し続ける人生には新たな道、環境、「現場」が見えてくるはずだ。そこに年齢は関係ない。旅を通じて得た実感である。

●地図では知りえないこと
●2キロの桜並木を追いかけて
●徒歩の旅の装備について
●トンネル歩きは意外と危険
●ガソリンスタンドの風呂
●自動販売機ひとつない道
●沐浴場(モギョクタン)でアカスリ
●途中で万歩計は見ない
●小白山(ソベクサン)を越えて
●心に残っていく風景とは


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目次

はじめに
旅の足跡・日本編
旅の足跡・韓国編
第一章 一歩を踏み出す──東海道から「さば街道」まで
●徒歩の旅の装備について
●旅のシンボル「間」マーク
●忘れ物をしない荷造りのコツ
●雨の中を歩くコツ
●日本のさば街道、韓国のさば街道
●市街地歩きの問題点とコツ
●里山に降りてくる鹿、イノシシ、そして猿
第二章 忘れられない出会い──山陰、対馬を歩く
●宿泊当日に宿をうまくおさえるコツ
●トンネルの安全な歩き方
●歩きのルール。三つの自分との約束
●道をたずねる時のコツ
●三台のカメラの使い分け
第三章 足跡を振り返って──朝鮮半島を歩く
●韓国では地図は二通り持っていた
●韓国でFAXを送る裏ワザ
●徒歩の旅に傷害保険は必須
第四章 そして、新たな始まり──ソウル、二三二八キロの到達点へ
おわりに
鎌倉─ソウル 2328キロの旅程

書誌情報

紙版

発売日

2005年10月22日

ISBN

9784062723442

判型

新書

価格

定価:922円(本体838円)

通巻番号

ページ数

224ページ

シリーズ

講談社+α新書

電子版

発売日

2011年10月07日

JDCN

0627234400100011000X

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