国会崩壊

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国会崩壊

コッカイホウカイ

講談社+α新書

再議決は本当に「合憲」か!? 政権交代が起こる! 国会のプロが実名で斬る! 「国会崩壊」の主犯は誰か? 衆参逆転時代の国会では何が起こり、何ができるのか!? 政治ニュースが面白くなる本!


衆参逆転の国会で何が起こり何ができるのか。
衆議院事務局で国会運営を裏側から支え、参議院議員として政策立案に携わった著者が予見する国会と日本国の未来!
国会運営と法律運用に精通した著者の集大成!


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目次

まえがき──自民党幹事長からの電話
序章 安倍総理の犯した大罪
 自民党の暴挙
 議会政治の劣化
 間違いだらけの政権

第一章 政界の大地殻変動
 政党政治への民衆の反乱
 勝者の覚悟を知るものは少ない
 なぜ民主党が圧勝したのか
 大きな変化の予兆
 政党も候補者も主役ではなかった
 極端な勢力分布がもたらす問題

第二章 「国会崩壊」の主犯
 総選挙を国民投票にできるか
 小泉政治の異常性
 原理の破壊と憲法の冒涜
 「郵政解散」の問題点
 小泉総理の明らかな憲法違反
 三権分立の憲法原理を冒涜
 ヒトラーを連想させる小泉劇場

第三章 憲法冒涜の政治運営
 「憲政の常道」とは何か
 大平・福田四〇日抗争
 議院内閣制の根本原理
 利権のための永久政権
 批判のない不条理な事件
 元衆議院議長の憂慮
 自民党内での疑似政権交代
 もっとも忌まわしい政権
 自民党の判断ミス
 政治は権力闘争である
 基本政策をパクッた自社さ
 自社さ連立と北朝鮮の関係

第四章 戦後議会政治の罠
 大正デモクラシーの成果
 天皇の戦争責任問題
 政党結成の動きとGHQ
 占領体制下の議会
 松本案とマッカーサー草案
 「国権の最高機関」への道
 常任委員会という冒険的制度
 GHQから守った「憲政の常道」
 解散を決める権限の行方
 参議院による講和独立への道
 「五五年体制」の真実
 米国を選ぶかソ連を選ぶか

終章 政権交代を妨害するのは誰か
 明治憲法下で官僚と闘った政治家
 万年野党が政府に求めた資金
 野党への国会対策費の中身
 「所有欲求」と「快楽欲求」
 政権を持続する「振り子の原理」
 議会政治を混迷させる国策捜査
 政治と宗教とメディアの癒着
 政権交代を妨害する最大勢力
 「亡国シンドローム」の原因
 「ねじれ国会」だからできること

書誌情報

紙版

発売日

2008年06月21日

ISBN

9784062725057

判型

新書

価格

定価:880円(本体800円)

通巻番号

ページ数

208ページ

シリーズ

講談社+α新書

電子版

発売日

2014年02月14日

JDCN

0627250500100011000D

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