諸葛孔明は二人いた 隠されていた三国志の真実

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諸葛孔明は二人いた 隠されていた三国志の真実

ショカツコウメイハフタリイタカクサレテイタサンゴクシノシンジツ

講談社+α新書

諸葛孔明には、いくつかの顔がある。最もよく知られているのは羅貫中の『三国志演義』の創作にすぎない。孔明には、ほかにも別個の、さまざまな顔があった。われわれは実のところ、歴史学として「三国志」を学んだことがなかったのではないか。ことごとくは『三国志演義』を中心とした文学の世界の孔明であった。真に、諸葛孔明とその生きた「三国志」の時代を識るためには、さまざまな顔をもつ孔明から、目をそむけてはならない。


文学ではなく歴史学の中の真の孔明の姿とは 日本人が知っている孔明は『三国志演義』の文学の世界の創作にすぎない。三国志を歴史学として学んだことがなかったのだ。真実を知れば、新たな姿が見えてくる!


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目次

はじめに
第一章 七大決戦の虚構と真相
凄惨な歴史を描く一大叙事詩
序盤 黄巾の乱~官渡の戦い
すべては黄巾からはじまった

第二章 孔明を超える最高の軍師は誰か
宰相ではなく軍師たるべき条件
袁紹の軍師・沮授の構想力
曹操の軍師・荀いくの的確な献言

第三章 三国志の謎ベストテン
実は四国志ではなかったか
なぜ孔明は兄と暮らさなかったか
諸葛玄殺人事件の怪

第四章 孔明の背後にある中国伝統の文人墨客
孔明の“文人”としての一面
王羲之と孔子にとっての理想の世
孔明の血縁者たちへの世評

第五章

書誌情報

紙版

発売日

2009年04月22日

ISBN

9784062725699

判型

新書

価格

定価:964円(本体876円)

通巻番号

ページ数

240ページ

シリーズ

講談社+α新書

電子版

発売日

2014年04月11日

JDCN

0627256900100011000V

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