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北斗の銃弾
ホクトノジュウダン

江戸の闇にうごめく非情な暗殺と謀略のワナ。鼠小僧の拳銃が火をふき、阿修羅の怪剣が舞う――鼠小僧次郎吉は、胡椒入れ拳銃(ペパーボックス・ガン)の引き鉄(がね)を絞る。怪剣士・阿修羅外道もまた、大刀を振い暗殺に奔(はし)る。背景には異国船に脅える幕閣の動揺と権力抗争があった。江戸の闇に蠢(うごめ)く謀略の罠。その渦中に巻きこまれた牢人・松井音四郎は、鼠小僧と共に幕府老中に立ち向かっていく。サスペンスあふれる出色の長篇時代小説。
ⒸMasataka Miyamoto
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目次
第一章 海から来た男
第二章 上州の血風
第三章 根岸茶話
第四章 蝮と外道
第五章 妖怪たちの夜
第六章 二人小僧
第七章 闇への挑戦
第八章 川に降る雪
第九章 浜町ふたたび
第十章 城中総下座
書誌情報
紙版
発売日
2001年10月16日
ISBN
9784062732765
判型
A6
価格
定価:692円(本体629円)
ページ数
400ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2024年11月22日
JDCN
0627327600100011000F
初出
備考参照
著者紹介
解説: 縄田 一男(ナワタ カズオ)