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銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談
ギンノオリヲトカシテクスリヤタンテイヨウキダン
- 著: 高里 椎奈

美男探偵3人組?いいえ実は○×△□です!
見たところ20代後半の爽やかな青年・座木(くらき・通称ザギ)、茶髪のハイティーン超美形少年・秋、元気一杯な赤毛の男の子リベザル。不思議な組み合わせの3人が営む深山木(ふかやまぎ)薬店は探偵稼業が裏の顔。だが、もっと驚くべきことに、彼らの正体は○×△□だった!?謎解きはあくまで本格派をいく第11回メフィスト賞受賞作。
たっぷり雪が積もった小学校の校庭に、一夜にして全長100メートルものミステリーサークルが現れた。雪の妖精あるいは蝶の標本のような輪郭はくっきりと美しく、内側にも外側にも足跡などはいっさい残っていない。だが、雪が溶けたとき、その中央には他殺死体があった!薬屋でもあり○×△□でもある美男探偵トリオが、初めての難事件に挑む!
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目次
第一部 察―scrutiny―
第一章 緑衣の悪魔
第二章 開かない扉
第三章 友情窮状エトセトラ
第四章 久安 恃むなかれ
第二部 明―insight―
第一章 有救休暇
第二章 たわしと雀と王子様
第三章 乱反射
第四章 雪に行き尽く片思い
エピローグ
あとがき
書誌情報
紙版
発売日
2005年05月13日
ISBN
9784062750844
判型
A6
価格
定価:734円(本体667円)
ページ数
448ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2008年03月01日
JDCN
0627508400100011000V
初出
’99年3月に小社ノベルスとして刊行された。