十二月のひまわり

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十二月のひまわり

ジュウニガツノヒマワリ

講談社文庫

過去と向き合うとき封じた想いが溢れだす

旅館の跡取りと下働きの息子。境遇の違いから少年時代に抱いた殺意を負い目に、想いを寄せた遥子も伸介に譲り生きてきた相楽。遥子の死、伸介の失踪後も、娘の樹里を支え借金を肩代わりした。遥子の命日、樹里のピアノの余韻の中で明かされる苦い真実――表題作ほか人生の哀感を織り込んだ名手の作品集。


書誌情報

紙版

発売日

2005年12月15日

ISBN

9784062752732

判型

A6

価格

定価:628円(本体571円)

ページ数

320ページ

シリーズ

講談社文庫

初出

2004年12月、小社より刊行。

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