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闊歩する漱石
カッポスルソウセキ
- 著: 丸谷 才一

夏目漱石の『坊っちゃん』は、あだ名づくしで書かれた反・近代小説。『三四郎』は、都市小説のさきがけ。そして『吾輩は猫である』は、価値の逆転、浪費と型やぶりによる言葉のカーニバルーー。漱石の初期3作をモダニズム文学としてとらえ、鑑賞し、分析し、絶賛する。東西の古典を縦横無尽に引いて、斬新明快に語る、最も自由な画期的な漱石論。漱石の楽しさを語ろう!
最も自由な画期的漱石論! 漱石の楽しさを語ろう! 夏目漱石の『坊っちゃん』は、あだ名づくしで書かれた反・近代小説。『三四郎』は都市小説のさきがけ。『吾輩は猫である』は価値の逆転、浪費と型やぶりによる言葉のカーニバル。初期三作をモダニズム文学としてとらえ、鑑賞し、分析し、絶賛する。東西の古典を縦横無尽に引いて斬新明快に語る、画期的漱石論。
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書誌情報
紙版
発売日
2006年02月15日
ISBN
9784062753029
判型
A6
価格
定価:649円(本体590円)
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2019年02月22日
JDCN
06A0000000000041712E
初出
2000年7月に小社より刊行。
収録作品
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作品名初出
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作品名
忘れられない小説のために
初出
『現代』1998年7月号
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作品名
三四郎と東京と富士山
初出
『文藝春秋』1999年4月号
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作品名
あの有名な名前のない猫
初出
『現代』2000年2月号