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夏の吐息
ナツノトイキ
- 著: 小池 真理子

永遠に待ち続けると思うのです。世界のどこに行っても、地の果てにいても、私はあなたを待っている。――6年前、突如行方が分からなくなった恋人を待つ女性のモノローグからなる表題作他、濃厚な死の影の間近で紡がれる詩情。著者自ら「この六編を超える作品はもう書けないかもしれない」と語る傑作短編集。
「この6編を超える作品は、もう書けないかもしれません。」――小池真理子
永遠に待ち続けると思うのです。世界のどこに行っても、地の果てにいても、私はあなたを待っている。――6年前、突如行方が分からなくなった恋人を待つ女性のモノローグからなる表題作他、濃厚な死の影の間近で紡がれる詩情。著者自ら「この六編を超える作品はもう書けないかもしれない」と語る傑作短編集。
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目次
秘めごと
月の光
パロール
夏の吐息
上海にて
春爛漫
書誌情報
紙版
発売日
2008年06月13日
ISBN
9784062760706
判型
A6
価格
定価:638円(本体580円)
ページ数
296ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2017年11月15日
JDCN
06A0000000000001668U
初出
本書は2005年6月、単行本として小社より刊行。